あたろーの日記
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2006年09月02日(土) 空を見上げる。

 旧暦閏7月10日。
 昼間は小唄のお稽古に出掛けた。
 夜、自宅でビール呑みながら、友人に借りた『タイガー&ドラゴン』のDVDを見る。連ドラだけど回を追っても面白さのレベルが変わらないのが凄いなあ。竜二の部屋はチビTの狭い部屋の押し入れをこれまた間借りしてるってのに大笑いした。すでに放映が終わったドラマではあるけれど、最終回に近づくのが嫌だなあ。
 そのあと、ヤフーのオンラインシアターで、『シングルズ』という映画を見る。コメディタッチのラブストーリーで、こちらも笑う。笑ってちょっとじーんときて、すっきりした。主人公の1人、ブリジット・フォンダが恋人の好みに合わせようと豊胸手術を受けようとする、その美容外科医の先生役、ビル・ブルマンが良かった。素敵だったのだけど、ちょい役だったのが残念。あの先生にも素敵な恋あれ!と映画を見ながら期待したのだけど。と、映画の中で大好きなバンドTheCultの『She Sells Sanctuary』という曲が使われていた。懐かしい。・・・時代を感じる。
 今日は、小唄のお稽古とDVDや映画を見る以外の時間、聴いていたのは平井堅と徳永英明。朝晩秋の気配になってくると、ミディアムテンポの男性ボーカルにほっとする。小唄のお稽古の行き帰り、徳永英明を聴きながらチャリンコをゆーっくり漕ぎ、時々空を見上げていた。雲が高くて、秋だなあもう、って思った。透き通った彼の歌声と一緒に、チャリンコごと、ETみたいに空に吸い込まれていくような気分になった。
 帰宅して玄関のドアを開けると同時に、友達からのメールが携帯に届いた。ただただ、今日の雲が素敵だったからメールくれたのだそうだ。ああ、おんなじこと考えてる人がここにもいたんだー、と、面白くて楽しい気持ちになった。
 どんなに毎日どたばたしてたって、時々空を見上げる。人間の基本的な本能だ、きっと。
 


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