あたろーの日記
DiaryINDEXpastwill


2006年12月24日(日) 今年もあと。。。

 旧暦11月5日。
 メリークリスマス!という気持ちはとってもあるのだけど、不思議だ、ほんとに不思議だと思うのは、キリスト教徒でない人が、クリスマスをカップルでいちゃいちゃするイベントだと思い込んでいることだ。別にひがんで言っているわけぢゃないよ。・・・毎年思う、クリスマスは、日本では宗教から遠くかけ離れたお祭り騒ぎなのであると。だけど、子供の頃のクリスマスの思い出は、今の私の中にしっかり染みついている。なので、日本の、まったく中身のないクリスマスもまた、幼心には大切な出来事なんだと、必要性を認める。子供の想像力を逞しくするという意味においては、クリスマスはとっても重要な役割を果たしているのだきっと。私はかなり大きくなるまで、サンタクロースは絶対存在すると思っていたもん。クリスマスは子供に夢を与えてくれる。だけど、大人のカップルがクリスマスにベタベタするのはどうも解せない。あんたらイエス様についてどれくらい知っているわけ?と、背中からがぶり寄って問いつめたくなる。。。。。こんな風に考える私も、相当オバサン的発想に近くなってきたというわけでしょう。。。しょぼん。
 マクラが長くなりました。昨日は美容院の後、池袋へ買い物。帰省のお土産を買いに。姪甥合わせて5人いるので、おばさんは大変なのだ。こっちも忙しいので別に何も買わなくてもいいんだろうけど、自分が彼らの立場だったら、きっと、東京から年に1、2度帰ってくるおばちゃんが、一体何をぶら下げて来るかっていうのは、かなり重大な関心事ではないだろうか、と思う。となると、その期待に応えてあげたい、と思ってしまう。大人が考えている以上に、子供は子供なりに、想像力働かせてわくわくしているものらしい。・・・が、おばちゃん、いかんせん、世の流行に疎い。テレビを見ないので、今どんなアニメやキャラクターが子供の世界で流行しているのか、まったく分からない。クリスマス直前の祝日、池袋サンシャインシティやハンズは、おそらく今年1,2位を争う混雑の中、呆然としながら、ディズニーやジブリやサンリオグッズの店を行ったり来たり。しかも子供向けの商品を扱うどの店も、レジは長蛇の列で、会計待ちは30分なんてところも。。。iPodのイヤホンを外して、周囲の、姪甥と同じ年頃と思われる子供達の反応を観察する。「これが欲しいの?」「うん」という親子の会話で、○歳位の女の子はリトルマーメイドのようなお姫様の絵がついた小箱が好きなんだな、とか、○歳位の女の子はあるキャラクターのビデオの前から離れないゾ、とか。・・・それにしても、おもちゃって、結構高価ですねえ。女の子の小さな鏡台セットなんか、ひとつで文庫本何冊も買えてしまう。あるいは1回丸々呑みに行ける。・・・何を買ったらよいか分からず、困り果てて実家の母に電話。子供はすぐ厭きるんだからそんなたいそうな物買わなくていいのよー、と言われ、ああそうか、とちょっとほっとする。やっぱ、一緒に暮らしていないと、こういう場合疎くってほんとダメですねえ。子供の成長は意外に早いし、子供の世界の流行もあるらしいしで。だけど、私が子供の頃好きだったムーミンやぐりとぐらなんかもちゃんと今の子供にも愛されてると知ると、嬉しい。
 今日は自宅の大掃除。本当は映画を観に行く予定だったのだけど、今月風邪を引いて土日は思い通りに動けなかったので、この土日にやるべきことが溜まっていた。仕方なく映画を諦めた。夕方、隣の区の図書館まで。予約しておいたCDが入ったと先週連絡を貰っていたので、それを借りに。柳家喬太郎の新作落語CD3枚。他に古今亭志ん生、桂枝雀、あと、「名作を聴く」と題した近代日本文学の朗読CDも。国木田独歩「武蔵野」志賀直哉「城の崎にて」。プラス、美空ひばり。ああこれで、大好きな「悲しい酒」が私のiPodちゃんに入るわけです。古賀政男メロディー、結構好きなんですよね。子供の頃から両親に聴かされて育ったせいです。情操教育の恐ろしさを感じます。ちなみに朗読CDは、寝つきの悪い時に布団で聴くため。結構幸せに眠ることが出来ます。
 夜は、自宅で晩酌。落語を聴きながら、至福のビール。年末年始、実家で5日半過ごすので、何をしようかなー、と、計画も立てつつ。
 
 


あたろー |HomePage