浪漫のカケラもありゃしねえっ!
DiaryINDEX|past|will
| 2002年10月22日(火) |
ラウダにエスコートされる夢 |
熱いココアが恋しい季節になりました。買い物をしたお店の半額セールワゴンに森永純ココアを見つけ、ちょっと濃いめにいれて飲んでます。ぬくぬくほかほか。 これを飲みきったら、バンホーテンココア売ってるお店を探しに行こう。
夢話も面白いと言っていただけたので、脳内放送局の送ります昨夜の夢放送を、謹んでご報告いたします。 夢の発端は、大きなショッピングセンターで働いているところから。本日限りタイムサービスの食品を昼休みに買おうかなと思っている。鼻血だしちゃった新人社員やら転職の悩み事を相談する若い主婦のパートさん達の世話に追われてしまう。身の上話をしあったり、世話好きおばさんの役回りのオレだ。(^^;) あたふたと忙しくしてるうちに、パーティにかり出されることとなった。そんなとこ着ていくモノがないよ〜!とあせっていると、どっさり格安ドレスを出される。(支給じゃないんだ!)しかたなく有り金はたいて買い求める。だってあの人が来るんだから、オレがもてなさなきゃならんのだ。 あわてて着替える。わずかに緑がかった薄いグレイのレザーと深い赤紫の絹とを組み合わせたロングドレス。(夕べの超高値バービーちゃんか、仮装大会のスカーレット・オハラかってなもんだ)両脇に金鎖と革ひもの飾りがついている。 それをきれいに整えている間もなくジタバタしている最中に、あの人がやってくる。ニキ・ラウダだ。正装をして、洗練された上品な物腰。(もちろん彼は、いつでもあの帽子をかぶっている) 「よくお似合いですよ。お嬢さん」白髪に、真っ白なまつげ。握手しながら囁いて、エスコートしてくれる。さすが元エフワンドライバー、キザなセリフをへろっとまあ、そつがないじぇっ、と思うオレ様だ。 女性はみんな、ベルサイユ宮殿の舞踏会?ってなドレスの花を咲かせている。男性達は落ちつかず、バタバタと急なこのイベントのために駆け回っているようだ。会場になってる高級ホテルの者達は、その混乱を黙殺して、慇懃な態度で控えている。 舞台は、いつの間にかパーティなんだか芸能人秋の新番組対抗クイズ特番なんだか、よくわからないイベントになってくる。クイズは退屈らしく、まわりはダレた雰囲気。芸能人がマスタードかぶってひっくり返っていたり、別の会場からおなかマル出しで乱入してくる。カーテンの向こうでは、首相や議員が隠し芸に物憂いジャズピアノを弾いている。 しかし、ラウダに目を向けると、そんな混乱が目に入らないかのように上品に微笑んでいる。彼は苦笑しながら首を振ると、私を連れて席を立つ。 「踊りませんか?」軽く目で合図をして、鷹揚に微笑む。静かに響くジャズピアノ。私達は、軽く1曲踊ったらしい。やがて彼は、「またお会いしましょう」と言って、去る。ラウダの周囲だけは雰囲気が違い、その洗練された態度を敬うホテルマン達が恭しく見送る。 さて、私はドレスがあまりにベルサイユ!なので、美しいピンクの絹地を使ってアレンジし直すつもりになる。ホテルにある高級服飾店の縫子さん達に仮縫いを手伝ってもらって、スリットの入ったマーメイドラインに作りなおすのだ。 ここで一回、夜半に目が覚めた。だいたい夢を見たときは、寝汗がひどかったり喉が渇いてたりする。それでレム睡眠の途中に目覚めるのかもしれない。 再び眠ると、今度は超高速回線のインターネットお試しコーナーにいる夢だ。羨望のあまり興奮する。ネット上に蠍団のページが表示されている。画像が美しい。 画面の中の愛らしいクラウス・マイネの画像が、ウィンクする。静止画像から少しもぎくしゃくしないビデオ画像に移行する。メンバー全員が列車の展望車の中で、画面に向かって挨拶をする。どうやら生中継のようだ。クラウスの紹介の後、マティアス・ヤプスが「今ボク達は次の公演地に向かっている途中で....」と説明をはじめる。茶目っ気と自信とがないまぜになった彼の口調に、私はニヤリとする。 やがてライブ中継のプログラムがわかり、画面はウリ・ロートのバンドのライブとなる。スカイギターではなく、ストラトキャスターの音色だ。名前を思い出せないが、見覚えのあるミュージシャンが参加している。蠍団のライブは、休憩を入れて、まだ数時間の後になるのだ。曲数は少ないけど、見逃せないと思う。 目を覚まして、夢の中でウリのライブステージにいたのは、ウリの弟のジーノ・ロートだったと気づく。クラウスの声がしていた。ライブの曲は、蠍時代の曲だ。無意識の方が、つじつま合わせをする記憶力もハッキリしてるじゃないか、と感じる。
|