浪漫のカケラもありゃしねえっ!
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2006年02月26日(日) |
モータースポーツファン感謝デー/不快という貨幣 |
「鈴鹿サーキット 2006モータースポーツファン感謝デー」入場招待券全員プレゼント このページを印刷して提示することで、3月4日・5日のいずれか1日、2名まで入場無料となるそうですので、行きはる人はチェックしてください。 アレジのデモラン決定――鈴鹿サーキットHPなどでアナウンス 3月5日鈴鹿サーキットをディレクシブカラーリングのフォミュラーカーで走行、だそうです。
トヨタF1トークショーは、3月4日。 お台場の会場には右京さんも出演だそうです。
開幕直前イベントが始まる季節になっちゃいましたにゃあ。 地上波でのF1開幕直前特番も3月5日深夜に放映予定。 いよいよ開幕が迫ってきたという気持ちがします。 F1速報HPはいつの間にやら掲示板がリニューアルされてたんですな。今年は荒れないといいですが。(^^;)
少し前のニュースですが、 F1チームの05年年間予算が明らかに。トヨタがトップでミナルディの約10倍 …やっぱりねえ、って笑っちゃいましたよ。 エンジン&シャシーを全て開発、というのはお金がかかるよね。 トヨタはそれまで他カテゴリーの参戦だったから、新たな設備を立ち上げ、新たなデータを収集し、経験ある者をヘッドハンティング、という苦労もありますわな。 既存のチーム買収から参戦に移行したルノーやBMWもおりますから、負けてはいられませんね。
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こちらは先週目をひいたニュース。 公道でレース?1億円のフェラーリが激突して真っ二つに エンツォが見事にまっぷたつ、というルカ社長が見たら嘆きそうな図ですな。 しかし、こんな名前のレース関係者いたかしら。欧米のスポーツカーレースは裾野が広いので、地元では有名な人なのかもしれませんけど。
英“伝説のカラス”も避難 鳥インフル拡大で" ロンドン塔にカラスがいるのは知っていたけど、こんな伝説があったのははじめて知りました。 ワタリガラスは、Ravenといわれる種類のですよね。 エドガー・アラン・ポーの詩の「大鴉」もRavenだったんじゃないかな。
内田樹の研究室: 不快という貨幣 不快という貨幣を支払うことで、その代価を求める。 ああ、なるほど、こういう態度をしめしている人は思い当たるな。 「こんなに苦労したんだから…」 「こんなに悩んできたんだから…」 「こんなにつらい思いをしているんだから…」 あるいは 「こんなに(苦しんでしまうほどに)愛しているんだから…」 でもそれが、報われて当然、と思うのは本人のみ。 そういう身勝手な論理は通じないんですよね。他者の心の中では。
自分がどんなに(その対価を得るにふさわしい)価値のある人間か、主張されるほど、受け手の気持ちは萎えてしまう。 どんなに苦しんでいるか、どんなにつらいのか、大きく主張されるほど、気持ちは沈んでしまう。 苦しみや痛みがあっても、それを跳ね飛ばして、周囲を楽しくすごさせてくれようとしている人もいるのだから。
昔、家族との感情トラブルの中で思い当たることも多かったので、ついついそんなことを考えてしまう。 病気や不幸を毎日のように聞かされたり、他者を貶めることで自分の価値が高いとしめすような口ぶり。 …私の人生観に、それは影響していないだろうか。 私も、不快という貨幣に価値を見出してきたんだろうか。 それが恐ろしくなる。
快、という貨幣は、存在する。 心地よい気持ちにさせてくれる存在、親近感や愛情を抱ける存在に、私たちは手を差し伸べ、守ろうとする。そのために働こうとする。 その価値判断をするのは、自分ではなく他者であるけれど。
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