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2002年09月22日(日)
title... 十二支。
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むかし むかしのこと...
神様は 動物たちに こう申しました。
「神の申し子たちよ。今宵 宴を始めよう。
そう...月だ。月でやろう。決して 遅れるではないぞ。」
この話は 瞬く間に広まりました。
ある時 それを聞いた鼠は
猫に 神様からの申しを教えました。
「明日 神様がひらく宴があるんだって。」
「明日か。ありがとう 鼠さん。」
猫は 鼠の言葉を 信用しました。
そして 宵が来 神様が申した宴が始まる時...
話を聞いた動物たちが 集まり始めました。
まず はじめに着いたのは牛...
と その時 背中から飛び降りる動物がいました。
鼠です。
どうやら 牛の背中に乗りながら 来たようです。
そのあとも 続々と来始めました。
虎...兎...辰...蛇...馬...羊...猿...鶏...犬...猪...
それに 先に到着した 鼠 牛。
12匹の動物が 神の宴に参加しました。
...十干十二支。
元は数詞や時計として使われていました。
その後に 吉凶を占うものになったのです。
そして はじめは 動物は関係なかったそうです。
いつの日か 動物を当てはめるようになったのです。
干支の十二支の由来は この話から来ていると言われています。
そして 猫に うそをついた鼠。
猫に追われる鼠も この話から来ていると言われているのです。
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