漫画描き夫婦の他愛ない日記【過去ログ倉庫】
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2002年08月02日(金) |
津原さん来訪、山口邸でバカンス、みうら家とまったり、推協賞。 |
この週末は久しぶりにゆっくり出来そう。とりあえず、まとめにっき行くのだ!
■まずは近況■
【津原泰水さん来訪】
先日、作家の津原泰水さんが我が家に。赤ちゃん時代のくりかのに会っていた津原さん「大きくなったなあ」と言いつつ、2匹をいっぱい可愛がってくれました。 実は津原さんの愛犬ラジオくんが最近星になったのです。「今頃はこたと向こうで会っているだろうね」と。あ、いかん、さんざん泣いたのにまた涙がっ。ラジオくんはとても賢い黒のチベタンテリアでした。作家&編集仲間で犬オフをやったとき、犬見知りのひどかったこたに心広く接してくれたラジオくんの姿が忘れられません。
喜国さんと3人で昼を済ませてから、津原さんと私の2人で井の頭公園へ。ラジオくんの大好きだった場所をラジオくんの話をしながらとことん歩きました。現在津原さんは東京を離れて暮らしているので、超久しぶりの散歩コースだったのに、ちゃんとラジオくんが1番仲良しだったという犬友達に会えたんです。広い園内、時間が少しでもズレていたら絶対会えなかった。何だか感動しました。
公園を後にし、赤坂見附へ。駅で喜国さんと合流。「ですぺら」という雰囲気のいいお店(文壇バーというべき?)へ。そこで津原さんの書き下ろし作品の朗読会が行われたのです。読まれたのは『古傷と太陽』というとても美しいホラー作品。目を閉じてじっくり聴き入りました。もう1つ読まれたのが小池真理子さんの作品で『私の居る場所』。これは新作ではないので読了済でしたが、耳で聴くと印象が全然違う。自分の(読む)速度じゃないから、なのかな。『幻想文学』編集長である東雅夫さんと津原さんのトークタイムも面白く、あっという間の数時間でした。 夜中になってお仕事を終えられた綾辻行人さんも合流。親しい編集さんたちも勢揃いで楽しく話し込み、久々に朝帰りでした。
■もひとつ近況■
【相変わらず空手に燃える私】
7月前半に昇級審査がありました。私にとっては2度目の審査。頑張ったけど、あまりにふがいない出来で、激しく落ち込んだ私。 ところが、無事に昇級したんです。しかも、またまた飛び級で!うわーん、嬉しすぎるう。これで7級(青帯)です。無級(白帯)からすると大進歩だっ。これからも頑張るぞ。
というわけで、夏合宿に参加。キツかったけど楽しかった〜。仕事が終わらず、2泊3日のところを1泊2日しか出られなかったのが心残りですが、それでも出てよかった。 海辺で稽古、やりましたよ!海水浴やサーフィンを楽しむ人々を横目に激しく空手。移動稽古やってたら潮が満ちてきて、道着びしょびしょ。激暑かっただけに、冷たい水がキモチいいのなんの。朝5時起きで海辺をマラソンしたときは死ぬかと思いましたが。 冬合宿は滝に打たれたりして、夏以上に辛いらしいんですが、出てみたいぞ。
■書きそびれていた楽しいこと(犬がらみ)■
今頃5月の話なんですが(汗)、超楽しかったので書きます。
【山口雅也さん夫妻とくりかの】
作家の山口雅也さん夫妻のお宅に喜国さんとくりかの連れで遊びに行きました。お友達の家に犬を連れていくのは初めて。イタズラしないか、粗相しないか、本当に心配だったんですが、全然大丈夫でした。我々が美味しい手料理をいただいているときもテーブルの下でおとなしくしてたし。ああ、人間の食べ物を与えないしつけをしていて本当によかったあ。犬好きの山口さん夫妻はくりかのを自由に室内で遊ばせてくれて、2匹もリラックスしまくり。くりなんて、山口さん愛用のソファでゆったりと寝る始末。 2人と2匹、和室で寝たときが1番ドキドキ。バリケンを持ってこなかったんですよね。持参したドッグベッドに2匹を寝かせ「絶対ここから降りちゃダメだよ」と念押し。だって、いつも一緒に人間のベッドで寝てるんだもん。そしたら、言うこときいてくれたんですよう!朝までドッグベッドから降りた気配なし。偉い! 山口邸は海の近くにあるので、くりかのは初めての海も体験し、最高に楽しい休日でした。
【みうらじゅんさん一家とくりかの】 みうらじゅんさん一家が我が家に泊まりに来てくれました。みうらさんは犬という犬に嫌われ噛まれる体質だと言うのですが、こたも大丈夫だったし、くりかのも絶対大丈夫ということで接近遭遇。くりかのはみうらさんのことをすぐに好きになって、甘えてました。よかったー。みうらさんの相方幹さんが「じゅんが犬とくつろいでるの見るの初めて」と驚くほどにまったりといい雰囲気(こたは人間になつく性格ではなかったし)。 晩ご飯は豆腐料理の店へゴー。うちから車でちょっとかかるんだけど、とても美味しくてお気に入りの店なのです。御飯の後は皆で銭湯。そしてドン・キホーテへ(笑)。喜国さんはみうらさんが見つけてくれたアヤシイボンデージファッションのおねーさん人形をゲットしてました。みうらさんも愉快なオモチャをあれこれ購入していたような。さすがだ(笑)。 みうら家とはまるで親戚のように気楽な時間を過ごせるのです。また遊びましょうねっ。
■おめでとうございます!■
これは6月の出来事でまたしても話題が古いのですが、とても嬉しい話なので書きます。
【推理作家協会賞】
受賞者にお友達の法月綸太郎さんと光原百合さんが!心からおめでとうございます。仕事で2次会からしか参加出来ず残念でした。 2次会は受賞者さんごと別会場だったので、法月さんの会へ向かう。遅刻しておそるおそる入ると、丁度大沢在昌さんがスピーチされてて超あせる喜国&国樹。場内にはたくさんの作家さんたちがいて、山ほどの祝福を贈っていました。 仲良しの加納朋子さん、河内実加さん、我孫子武丸さんの相方千織さんと少し話した後テーブルを移り、法月さんの相方さん、麻耶さんの相方さん、小野不由美さんと話し込む。場所替えして気がつけば朝方まで盛り上がりました。麻耶さんの相方さんとはかなり熱く語らえて楽しかったです。 竹本健治さんにメフィスト連載中の小説『ウロボロスの純正音律』の展開について衝撃の告白をされたり。うわー、ホントに楽しみです>竹本さん。
■コミケが近いから告知とか■
奇蹟のようにコミケ新刊の入稿も済み、ホッと一息。ウチの本にしては厚いんですよ、今回。なんたって、今までの3倍のページ数だったり。やったね!是非是非スペースにお越し下さいませ。 8月10日(土)東京ビッグサイト東2ホール“Y”37a「こたくんといっしょ」でお待ちしています。開会は午前10時。
国樹が描いている月刊サンデーGXから同人誌が出ます。タイトルは『うらじぇね』。コミケの3日間、西4階“A14”小学館ブースにて販売。国樹も喜国さん原作で漫画描きました。よろしくね。執筆メンバー、豪華ですよ!
GXといえば。今出ている8月号に「全掲載作家愛蔵品公開&ふんだくりお宝プレゼント」っていうの載ってるんです。国樹のプレゼントは「W杯福袋」。はっきり言って中身かなり豪華です!スタジアム限定物ばっかし。喜国さんのプレゼントは「古本セット」(笑)。GXの読者さん的に古本はいかがなものか。申し込み来なかったら寂しいので、古本者の皆さん、よろしくお願いします。あっ、サッカー者の皆さんも。
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