漫画描き夫婦の他愛ない日記【過去ログ倉庫】
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2004年09月27日(月) 綾辻さんサイン会、河内さんサイン会、喜国サイン会(!)。

 喜国です。
 お知らせがあります。
本棚探偵の回想』(9月30日発売)のサイン会が決まりました。サイン会をするのは十年以上ぶりなので緊張しています。サインだけではお客さんが来てくれないかもしれないので、オマケでトークショーをすることにしました。お相手は日下三蔵さんです。

 神田三省堂 10月25日(月)午後6時より
 *詳細はまだ未定です。決まり次第お知らせします。

 綾辻行人さんの『暗黒館の殺人』のサイン会に由香ちゃんと行ってきました。
 場所は池袋のジュンク堂。終了予定時間に合わせて行ったのですが、まだまだ列は続いています。「すごいなあ」と感心して見ていたら、綾辻ファンの方数人に声をかけていただきました。
「『本棚探偵』のサイン会はやらないんですか?」
 ナイスタイミングなので、しっかり三省堂でのトークショーの告知をさせてもらいました(だって、まさか、のちにあんなことが待ってるだなんて思いもしなかったから)。
 綾辻さんのサイン会が終わるまで、知り合いの編集さんや作家さんとお話をしたり、双葉社のH野さんに出来たてほやほやの『本棚探偵の回想』を見せてもらったりしていました。そこにサイン会の仕切りを終えたジュンク堂副店長のTさんが登場。
「あ、喜国さん。こんにちは。丁度良かったです。『本棚探偵』のサイン会をやっていただけませんか?」
「ええっ!?」

 というわけで、もう一つサイン会をやらせていただくことになりました。あのとき声をかけていただいた方、そういうワケなので、都合の良い方にお越し下さい。

 池袋ジュンク堂 10月16日(土)午後3時より
 *こちらはサイン会のみです。定員などの詳細は未定。決まり次第お知らせします。

 その後、場所を移動して『暗黒館』の打ち上げ。丁度この夜は「ダリアの日」なので、ビールではなく赤ワインで乾杯(どっちにしても僕は飲めないのですが)。
 作家仲間では、竹本健治さん、法月綸太郎さん、京極夏彦さん津原泰水さん東雅夫さん児嶋都さん、千街晶之さんが参加。法月さんは『生首に聞いてみろ』のプロモーションのための上京。みんな本当に『暗黒館』が出て幸せそうです。
 飲んでしゃべって歌って、さすがに綾辻さんは連日のサイン会でお疲れ?
 ねぎらいの言葉をかけると、ポツリと
「明日、飛行機に乗らなきゃいけない……」
 やっぱり綾辻さんはカワイイです。

 翌日は高田馬場の芳林堂で河内実加さんのサイン会。『渋柿信介の事件簿2 スマイルは遠すぎる』を買って列に並ぶ。なかなか進まないなあと思っていたら、なんと一人ひとりに色つきのイラストを描いていたためと判明。なんて誠実なんだ。うむ、この姿勢は学ばなければいけないな、と気持ちを新たにする。
 待っている間に店内を見て回る。ものすごい品揃えに感動する。僕の現在流通しているコミックスがほとんど並んでいるだけでなく、品切れ状態の『月光の囁き』の文庫まで揃っているではないですか。目白に住んでいた頃は、よくここで青林堂のコミックスを買ったものです。
 その後原作者の二階堂黎人さんや、河内さんの相方さん友人知人のみなさんとお茶。僕のコミックスを8冊もまとめて買ってくれた八木健威さんに気持ちを込めてサインをさせていただく。どうもありがとう。家に帰って家族の方に怒られなかったでしょうか?


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