漫画描き夫婦の他愛ない日記【過去ログ倉庫】
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2005年01月13日(木) 『本棚探偵の冒険』文庫版本日発売。

 多忙を極める国樹に変わって喜国が日記を書いています。

 オールザッツ漫才2004のケンドーコバヤシ最高!!ビデオを貸してくれた麻耶雄嵩さん&相方さん、ありがとう。これほどふざけたネタが民放で観られる関西が羨ましくてなりません。一度ルミネでケンコバを観たのですが、ブリーフ一丁で出てきた途端に、思いっきり客に引かれ、可哀相でなりませんでした。それに比べ、あのネタでギャハハハ笑ってられる若槻千夏の爽やかなこと。さすがに市川由衣と二人で、ピン芸人おたくなだけあります。
 イチオシだった「南海キャンディーズ」はM−1でブレイクの予感。よし、次は絶対に売れることのない野性爆弾でも応援するか(笑)

 遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
 一月の半分近く過ぎて「明けまして」もないものですが、上に書いたように、年末年始はお笑い漬けで、すっかり脳味噌がふやふやになってしまいました(そのあげくに今年の我が家の年賀状はこんなのです)。ああ、きちんと仕事復帰ができるかどうかすごく不安です。

 てなわけで、仕事モードの体にするため、まずは告知関係で肩慣らしです。
『本棚探偵の冒険』の文庫版が本日発売です。現在の双葉文庫の装幀フォーマットすごく好きなので、それに合う図柄と色を考えるのが楽しかったです。
 注目は帯です。今回は担当編集Hさんが考えたのですが、未だかって、ここまでターゲットを絞って書かれた帯文はなかった、と断言しておきましょう。ぜひ本屋さんで手にとって、ご確認ください(bk1での購入はこちら、amazonでの購入はこちら、なまもの!楽天ブックスでの購入はこちら)。

 エキサイトブックスの「今月の人」で喜国が取り上げられています。インタビュアーは米光一成さん。我が家の本棚画像がいっぱいなので、興味のある方はどうぞ。こちら

 2月に台北で『国際ブックフェア』というのが行われます。その企画の一つとして「東アジアの新しい本・美しい本」というのが催されるのですが、日本から出品される30冊の本の中に、なんと『本棚探偵の冒険』『本棚探偵の回想』の2冊が選ばれました。他の作品を見ると、菊地信義さんとか羽良多平吉さんとか祖父江慎さんとか鈴木成一さんとか杉浦康平さんとかクラフト・エヴィング商会とか、もうひれ伏したくなるような、そうそうたる装幀家がズラリ。ああ、なんて身に余る光栄!!
 今後書かれるであろう『本棚探偵の生還』のために取材に行こうかしらん、と今ふと思ったりして。

 ということで、国樹ともども今年もよろしくお願いします。


▲『本棚探偵の冒険』文庫版の表紙(描き下ろし)。


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