元・白血病患者の日記
 

2002年06月05日(水) ノーフィアーとMRI

 偏頭痛の原因を探るとかで、いつも行く新宿の病院でレントゲンとMRIを行う。

 昨日のW杯の影響か、電車で座ってる人のほとんどがスポーツ新聞を開いてる。やっぱ多くの人が注目してんだな、と関心。鹿島アントラーズの渡り鳥がやってくれた。綺麗でない気持ちをぶつけた様なゴール。その後の表情もいかった〜。

 それにしても日本戦のチケットが7000席もあまってたとはどういうことかい。協会は釈明できるのか? 『日本初 サポーターが暴行容疑で逮捕』と記事にあった。映像も見たが、あれはおかしい。暴れた人間が、ではなく暴れなかった人間が、である。ここまでおかしな対応されて、なんで抗議らしい行動をしたのは一人なんでしょ。暴れたのは悪いことだろうが、気持ちはわかるよなぁ。

 MRI、レントゲンを無事?済ませ、エスカレータを下ってくると2階の内科方向から見たことのある大きいな男が…高山だ。(奴と目が合った。瞬間、闘う男にしかわからない何かが通じた気がする。『ここで雌雄を決するか?』ダメだ、ここは病院。それに、俺はもうお前とは戦えない。白血病のダメージはかなり体に負担をかけたのさ。こんな俺と戦っても意味がないだろ。『フッ、仕方ないな』奴の目は、静かにそう語った…わけないか)

 いやあ、プロレスラーだよ。別に後を付回すつもりはないが、そのまま同じエスカレータで一階まで下り、会計に並び、清算に並んでしまった。デカイなぁ。

 昼だし、どこかで飯を食うのかなぁ。どこで何を食うのかなぁ。急いで後をつけ…いやいや自分も昼飯を食べようと外に出ると、あの大きな男の姿はなかった。逃げたか!(←車で帰ったんだよ)


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