元・白血病患者の日記
 

2002年07月07日(日) 七夕に子を授かる?

 フトしたことで子供の保育園の友達を半日、預かることになる。
 せめて取り繕うべく部屋を片付けていると、バアさんがやってきた。で、子供もやってきた。最初のうちは「ママ、どこいったの」と心配そうだが、やがて慣れてくれた。(案外)頻繁に保育園に顔を出しているので、顔見知りになってたからかもしれない。

 意外だったのは、むしろバアさん。いい歳をしながら極端な人見知りをするのだが、はじめて会う人間(子供だけど)と会話をしてる。一緒にあやとりやったり、なんか積極的に話し掛けている。おぉ…。

 孫(♂)は確かに可愛いのだが、実は女の子が欲しいというのが如実にわかった。その笑顔を少しは実の息子にむけてくれないかな。

 昼の用意が、ということで名残惜しそうなバアさんを見送り、川崎大師へ出発。風鈴祭りのポスターをみかけたから、甚平を着てみる。大河ももらいものの甚平を着る。

 しかし、開催は18日(金)からだった…。まぁ、勢いで詣でる。浴衣を着てこなかった嫁さんは、ラッキーと思ったことだろう。

 今年一番の暑さとなったが、公園に行くと子供は元気なもんである。調子にのって木登りまでしてしまった。どうってことない高さなのだが、上にいくと怖い。

 みんなでアイスを食べ、パンを食べ、お茶を飲む…正直、子供はもう一人ほしいなぁ。体元通りにして定職みっけて、医者のOKが出たら欲しいなぁ。

 両手に同じ年の子供を並べ、手をつなぐ。かわりばんこに抱っこする。体重は変わらないはずだが、男の子の方が重い。面白いものである。

 おもちゃ屋に行っても、ふだんは行かないコーナーへ連れて行かれた。お化粧セットに人形さん…。女の子がいたらこういう玩具が増えるんだなぁ。

 夕方に別れ、部屋に戻ると疲れきってるはずの大河が壊れる。なんかネジが外れたかのように一人で喋りまくっている。なんでも「自分ひとりになったから、父ちゃんの気を引くためにやってる行動」だとか。そうか、そうならないように平等に接したつもりでいたが、子供心は複雑なのね。

 そんな子供は、さぞ疲れたのですぐに寝ると思ったが、興奮してるのか『利家とまつ』を最後まで見る…。横で真剣に見てる嫁さんを無視して質問責めにされる。俺だって見たいのに…。

 まぁ、なんにせよ短冊に願いを書くとしたら『健康な体(元通りの体)』とか『仕事がみつかりますように』とか『子供がほしい』みたいなことを書いてたはずなので、願いがかなったわけだ。凄いじゃん七夕。


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