2002年11月13日(水) |
病院三昧(マルク)、そして子供は赤い彗星に |
とにかく一日中、病院へ行くという日になった。
朝は調子がイマイチな子供を連れて小児科へ。こちとら午後から骨髄検査があるので、予防のためにマスクしたり、病院なので人から離れるように座っているのに、わざわざ横に座ってくる親子連れがいる。
小児科は比較的、本が多い。うちの子供とここに来ると、いつも本をジャンジャン読まされる。だからその親子もおとなしく本を読んでいればいいのに、何故かすぐ横に座ってボーッとしている。困ったことに子供が全身に赤い発疹ができてる。それ何かの伝染病じゃないのかよ! そりゃ小児科だから治療に来たんだろうけど、イスはガラガラで他に座る所あるだろアホ! なんでわざわざ横に座るんじゃボケ!
「ほらね、ピノキオを読んでるよ」とニコヤカな顔をしてワシを見るな。お前の子供の相手までする気はないわ! 常識のない親は嫌いなの! お前らがそこにいるのなら、ワシらが離れるわい!
元気そうだったが、医者の診断で保育園は休み(夜に熱を出したわけで、さすが先生)になる。具合の悪い嫁さんが昼から医者に行き、それから休みというので、それまで一緒に過ごす。『ハリーポッター』を読んだり、一緒にコンピュータをやったり。
HPの掲示板で使うアイコンの編集をしていたら、子供も意味がわからないままに「欲しい」というので選ばせる。ウルトラマン、仮面ライダー、ガンダムetc、とにかく選り取りみどりの中で、「好きなの選べ」といったら子供は「シャアのズゴック」と言ったので、思わず吹き出してしまった。なぜ?
昨日、子供をスイミングに連れて行った時のこと。前々から陸上の動きはトロいなぁと思っていた(日曜のアスレチックでハッキリしたんだけど)。その分、子供は水中では抜群の動きを見せるのだ(苦手が多くとも、長所があるのは凄いことである)。そりゃもう前世がカッパじゃないの?ってぐらい。そんな姿を眺めてて、フト「こいつは水中専用なのだ! まるでズゴックのように」と考えていた。
当然、自分の子供に「ズゴックみたいだな、お前」などとは言えるはずもなく、胸にしまっておいた…それなのに、いきなり「シャアのズゴック」ときたもんだ。他にもキャラクターいっぱいいるのに…。以心伝心というか、子供の超能力に驚く。ぶったまげる。
昼。嫁さんがついにダウン寸前で昼から休み。っていうか、骨髄検査があるので子供の面倒を見れないのでついでに休んだのだが、病人ばかりになってしまった。
眠くないのというのを両者強引に昼寝の体制にして出かける。2時からの時間前に到着したのに、とにかく作業がはじまらない。前の新宿の病院とは違って、骨髄検査はそうそうやらないからなのだろうか? 段取りが悪い。先生の到着前に患者の準備だけはしようと看護婦にはさっさと裸にされてベットへ連れて行かれ、そのまま30分以上も待たされる。おい!
予定時間を過ぎているのだが、外来の患者が多いのだという。っていうか、声がビンビン伝わってくるのだが、年寄りの無駄な話が長い! さっさと切り上げろ!
こっちは意味なく裸で待ってるんだから。
やっとマルクの時間になるころには、暖房ききすぎで半分、寝てしまった(珍しい)。イライラしてたからか?一回目は何度採取をしても痛くなくって、ついに場所を変えることに。やり直しやね。N橋ドクターの判断は早く、作業も早い。2回も打ち込まれたが、プロの仕事を見た気がしたので悪い気にはならなかったが、麻酔、採取針…結構、痛い目にあわされたんだよな。
胸に重りを乗せ、安静にした後、今度は診療内科へと向かう。本当に一日、医者通いの日になった。
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