元・白血病患者の日記
 

2003年05月23日(金) 上野にて…

 上野で面接は11時半。天気もよく、気分のいい日である。面接前までは。

 バイク街道の突先に会社はあった。エレベータは古いが、なかなか広いスペースの会社。建築関係の書籍の編集を募集しているという。仕事はマックでするのだが、要するにクォークが使えれば出来る仕事である。扱ってるのが建築関係だし、いいんでないの。

 会議室が使用中というので、ホチキスの針が落ちまくっているテーブルに案内される。ここでまず、求人アンケートなるものをやらされる。何だこれは、と最初は思っていたものの、記入してるうちに腹がたってくる。

・残業が出来ますか(何時までOK?)
・保証人はいますか
・服装は会社の言う通りのものに出来ますか
・両親の仕事とフルネーム
 ここいらまでは、まだいいでしょう。もうね、業界長いから当たり前だよ〜ん。

 その後に『宗教』と『病歴』というのがあった。これって求人アンケートと違うのでは? そりゃ面接で聞かれりゃ同じことだけど、本人に記入させてるのが嫌らしい。しかも面接前に、だぜ。何様なんだか。

 やっと面接がはじまったと思ったら、内容が職安での募集と違うみたいだし、給料も嘘っぱちだったし、なんか細かく騙されてるので初めてその場でこちらから身を引く。(いつもの通り病歴で嫌な顔をされたので、どのみち最期まで話しを聞いてても結果は同じだったんだろうけど)

 帰りしな、履歴書と職務経歴書は返却されたが、求人アンケートは返却してくれないので何に使用するのかを聞くと「職安に、本当に紹介された人が来たかどうか聞かれた場合の証拠にします。決して悪用はしません」という。そんなの聞いたことねえゾ。両親のフルネームやら(入ってないけど)宗教や病歴まで書いてる書類をわけのわからん会社にあげる程、お人よしではないので目の前で破棄してくれといったら、あからさまに付き返された。「何て人なんでしょ」だって。何て会社なんでしょ!

 頭きたのでアメ横まで流れ、自販機でビールを買ってやった。あ〜! むしゃくしゃする。動物園下、蛙の噴水近くで一人で酒盛り。果たして、回りの視線はあったがここは上野なので関係ないのだ。周辺には、もっと凄い人達も集まっているわけだし。

 あまりにも堂々と飲んでいるから、アルコールとは思われないのか? 修学旅行生が何組か道を聞いてくる。まぁ…回りを見れば、確かに相談するような人間はワシしかいない。(ってくらい上野にはキャラクターが集合している)

 やっと気持ちも落ち着き、回りの緑を眺めているといつの間にか周りには背広姿の人間がいっぱい座っていた。みんなサボってる。携帯で「今、新宿で○○さんにお会いした後です」と言った直後ゲーム・ボーイを取り出す人や、携帯を頭の近くに置いたまま昼寝する人…。仕事しろ。代わりに俺を雇え。

 夜、野球を肴にもうひと晩酌をしようとしたが、草野球以下の試合をしている横浜━巨人の他、見るものが何もない。無理してつまらないテレビを見るのもなんなので、ビデオで鹿島アントラーズの勇姿を楽しむ。ふふふ、97年は増田も元気だし、非常に攻撃的なサッカーをしていたのだなぁ。キーパーが古川から佐藤に代わるころで、まだ高桑はいないのだ。鹿島の弱点がキーパーだったころもあったんだな、と思う。

 増田、柳沢のラインというのは、実に見ごたえがある。あぁ、鹿島ファンでよかった反面、彼が鹿島にまだ在籍していたとしたらストライカー不足とはいわれなかった…かも知れない(まぁ、本山と似てるという指摘もあるので)。


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