| 2003年09月28日(日) |
あの温厚な埼玉のおじさんが |
(バアさんの独走により)川越へ墓参りに。そういえば前に行ったのはいつなのだろうと思いつつ、早めに出発をする。昼にかかるまで長居をしないで、午前中だけで帰るつもりでいるのであった。
品川で乗り換え、池袋まで来るだけでもかなりしんどかった。退院してすぐにバイトをはじめたが、あのころは池袋まで通っていたんだよなぁ、と思うと辛くなる。気持ちが乗ってたから出来たんだろうけど。あのまま順調に社会復帰が出来てれば…。
川越に到着。市内ということで交通量も多いのだが、駅に降り立っただけで明らかに空気が違う。いいもんだね。
川越は小京都というイメージで、すっかり観光地になっている。駅周辺にはプチ旅行のオバさんが無数にいる。観光地のわりにバスは本数が少なく、我々の目的地である『八ツ林』行きに乗ろうと思ったが、次に来るのは40分後。墓花と簡単な菓子を探しにウロウロして暇をつぶす。おじさんに電話をしてバスで行くと告げたらホッとした声だった。…やはり迷惑だったのね。
ファーストフード店で時間まで待ち、バスに乗り込む。バスの路線図があるので行き先の確認をしてみると、『八ツ林』がない! まさかバス停を間違えたのかと思って運転手に尋ねようとしたが、バスを残してどこかに行ってしまった…田舎のバス、恐るべし。
しばらくヤキモキしていたが、出発間際になって(当然だが)運転手が戻ってきた。
「八ツ林? そんなの知らんよ。このバスは八ツ橋なら行くけど」
確かに案内図には八ツ橋と掲示してある。名前も似てるし一緒のものだとは思ったが、入り口にある案内には八ツ林とあった。田舎の停留所には似て違うものが多いし、何より運転手が無いといっているのでは仕方がない。間違えてとんでもない所に行くよりはマシと思って降りる。で、バス会社に確認の電話をしてみれば、案内図の訂正をしてないんだとか。とはいえ、そんなことなら運転手が知ってそうなものだが…。次のバスは一時間後なので迎えに来てもらうよう交渉する。まったく。で、八ツ橋というらしい停留所に到着してみれば、『八ツ林』だった。何が正解なんだろうか?
停留所からテクテク歩き、おじさんの家に到着してみればノボルのバイクが新しくなっていた。…むう、奴はすっかり忘れているのだろうが、白血病が完治したらバイクをもらえることになっていたのだぞよ。もう時効なのか?
久しぶりに顔を会わせたおじさんは、やはりどこか冷たかった。突然の墓参りに怒ってる、というわけではないのでバアさんの電話が影響してることは間違いなだろう。…何を話したんだ? まぁ、自分に都合のいいことしか言ってないんだろうけどね。
墓参りの行きと帰り、道の脇にある小川にいるザリガニやらカエルに感激する。その大きいこと数の多いこと。日帰りでないのなら、そして着替えがあるのなら、子供を中に入れて遊ばせてやりたかった。やはり田舎はいいなぁ。
昼も過ぎたころ、帰りのバスの時間を控えておいたので戻ることに。それなりに遠出なので電車の中でウトウトできると思ったのだが、相変わらず不眠はどうにもならなかった。
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