元・白血病患者の日記
 

2004年02月23日(月) なぜに手書きの筆記試験  

 なんか久々に面接まで漕ぎ着けた。日刊の交通新聞。日刊はきついなぁと思いつつ、約束の正午を目安に出発。…なんで正午に面接なんかするんだろ?

 場所は渋谷の外苑前。最初は気がつかなかったけど、ウロウロしてるうちになんとなく以前来たことがあると思い出す。というのも着飾ったお母さんの集団が、同じく着飾った子供を連れて同じ方向にゾロゾロと歩いているのを見かけたから。卒業式? とも思ったが、連れてる子供の年齢がバラバラ。中には道端で「いいこと! しっかりと撮影しないといけないんだからね。あんたの一生がかかってんだから」と母親に言われ、半べその子供もいる。…近くにセン○ラルっていう子供俳優事務所があったのね。そうか、まだまだ小さかった子供と嫁さんとで来たことがあったんだっけ。自分は一回しか事務所を見てないけど、その当時、事務所に集まっていたお母さん、お父さん、はてはジイさんバアさんの真剣そうな顔は今でも覚えてる。…なんか殺気が満ちていたから。さすがにうちも親バカで、子供事務所に来たこともあるが登録は無料。アルバム用に無料で写真を撮影してもらったようなものである。

 なんでも、その子供のアルバムを業者が見て、気にいった子供がいたらCMとかに使用するんだとか。出来上がったアルバム、見せてもらったことがあるのだが、なかなか自然な表情をしてて(わが子ながら)可愛い。今、親がカメラを向けるとひきつった無理な笑顔をするが、そんなものは微塵もない。…なぜにこの子を企業は使わないのか不思議なのだが、嫁さん曰く「カメラマン受けはいいのよ。グズりもしないでパッパッで撮影は終了。表情もGOOD。時間のかかる子なんか、いくらなだめても駄目で撮影ができない子供はそれだけで失格なんだから。カメラマンは『この子はいい!』って言ってくれたんだけどね」。だ・か・ら、なぜにお声がかからないのか。「…撮影後、マネージャーさんから注意事項とかがあった時なんだけど、小さいくせに言葉話すの早かったもんだから、マネージャーをおちょくったのよ…」そういうことですか。そりゃ仕事は回ってこないわね。と、いう過去を思い出したのであった。

 面接は、本当に正午だった。自分の前にも面接してる人がまだいた。少し席を外してタバコを吸いにきた面接官が、隅っこで待機してる俺の存在に気がつかず「あ〜、もう昼じゃないかよ。まだこの後があんの? もう適当にやっとこうぜ」という段階で駄目だ、こりゃと思う。

 実際、面接をしてもらっても実に簡単。ひとの履歴書を見てマニュアル通りの質問をするだけ。例のタバコ親父は終わりたいもんだから「何か質問はありますか? これで終わりにしたいのですが」とか抜かしやがった。こっちにしてみれば仕事の内容なんて一つも聞いてないので、質問してやったら露骨に嫌な顔をされた。なんでそんな顔すんだろ。そんなに腹減ってんのかな。そんなら正午になんか面接すんなよ。

 別室で課題文をやらされる。相変わらず、どこの編集職に面接に行ってもこのテの試験は手書きである。編集長らしき人がいたので「手書きなんてすることあるんですか」と聞けば、日報書く時くらいですかね。確かに印刷屋にはデータ入稿なのでPCを使っていただきたいんですが、上の者が手書きが好きなもんで…とのこと。実際に仕事すんならPCの打ち込みの速さとかもあるだろうに。

 目の前では、(見たことないから)前の前の面接の人が筆記試験をまだやっていた。制限時間は30分ということなので、かなりオーバーなのでは? 編集長氏が「もう…そろそろフィニッシュでいいですか」と肩を叩いていた。時間は30分というが、20分もかからずに終了。日刊新聞相手なのだから仕上げの時間も大切だろうと。ただ出来はともかく、結果は目に見えているのかも知れん。無駄であった。


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