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2003年03月17日(月) 風船

眺めてた、空に舞う風船を。
ゆっくりと空に舞いながら、誰の手にも届かない所へ。
誰かの手を離れて。
雲の隙間を抜けて、ただ悠然と舞っていく風船を。
太陽の光に透けて色そのモノが分からなくなって、風船の丸みだけが際だっている。
少し、淋しかった。誰かの泣き声が聞こえそうな気がしたから。


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