ねろえび日記
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| 2003年09月01日(月) |
アートオブスター・ウォーズ展、ディック・ブルーナ展 |
残暑お見舞いの絵はがき(郵送)に対して皆さんからご丁寧な返信(皆PCのメールなの←気持ちはわかります)をいただきました。絵の感想や近況など楽しく拝読いたしました。この場でまとめてで申し訳ないけど、お礼申し上げます。ありがと。
アバレンジャーに関して薄々気付いてはいたのだけど、どうやら凌駕と幸人さんの関係に妄想入りまくりの見方があるらしい、やれやれ……。インタビューを読むとご本人たちもそれなりにノっている部分もあるようで。ま、私としては特に衝撃も嫌悪感もなくどっちでもいいことだけど。KinKi Kidsで慣れてますから(←オイ) って、別にKinKiくんたちも二人を夫婦だとかカップルに見立てる視点を、真面目な話、自分が特に好んでいるわけでもないし、毛嫌いしているわけでもない。そのテの「愛」に限定しなくても、光一さんと剛さんの仲のよさが感じられる時、一緒にいるところは、見ていて何だか和みますもん。 ま、数多くのファンの中にはそれぞれの楽しみ方があるってことで。 ただ、万が一、二人が本当に(いわゆる同性愛として)愛しあっていていつかカミングアウトした時は、私は、それはそれで彼らに彼女ができた時と同じように祝福します。
さて、昨日、夏休み最後の日、友だちに誘われなければもういいやと思っていた展覧会2つを駆け足で見てきました。
アートオブスター・ウォーズ展(於:京都国立博物館)は、開催されるというニュースを聞いた時は興味と期待が湧いたのだけど、その後だんだん気持ちが盛り下がっていった……。何やろな〜、国立博物館に対して闇雲なありがたみも感じなければ、スターウォーズに「文化的」偏見もないため、「何故(ココでコレを)」という引っ掛かりが希薄なせいかもしれない。この催しの注目度のかなりの部分はその点に集中していたようだから。 当日友だちに会ってわかったことだが、今回の展覧会はEPISODE 4、5、6(Macでなければローマ数字が表示されないらしい)だった。物語の時系列でいえば新しい方、映画の制作で言えば古い方。なんだ、私が見ていたほうか、ビデオ3巻セットも持っているぞ。行く前に見ればよかったかも。とまあ、それくらい迂闊。
初日こそ、コスプレ軍団が大挙して来場したらしいが、最終日はソコソコの込み具合。私たちと同年代の男性(=おっさん)が多い。 連れとはシュミが似ているので、ツッコミ発言連発で観覧(ツッコミどころ満載なんだもん) これが楽しーの。ちなみに、映画は映画に合わせて集中しなくてはならないから無言が原則だけど、展覧会はそれぞれのペースで観られるから(他人さまの迷惑にならない程度の音量で)感想を述べ合うのは奨励。独り言は不可(←コワイ) 感想を一言で言えば、ま、面白かったかな。映画封切時(四半世紀前)の熱狂などとっくに醒めてしまっているけれどそれなりに愛着は残っているから。図録の解説文に、小林信彦氏のコラムからの引用があるあたり(自分としてもうれしいのだが)年代的にもリアルタイムで「旧」三部作に魅せられた者の好みがありあり。
イレモノとしての博物館(本館)は、古い建物だけに、部屋は狭く分断されているし展示ケースは奥行きが少なく可動式ではないため、どうしても見せる工夫に限界がある。古典的な入れ物に現代的なアートを組み合わせた妙を醸し出すわけでもなかった、何故なら展示物もある意味「クラシック」だったから。ダース・ベイダーのコスチュームは、狭くクラシックな展示ケースの中でまるで武具甲冑飾り兜だった(ていうか、そもそもルーツはソレだったらしいのだから)作りもチャチイし。
が、中央ホール(広さも天井高も充分)に展示された、アナキン・スカイウォーカーが乗ったポッドレーサーのビークル(原寸大模型)などは大迫力(この部屋のみ次回の予告的展示でEPISODE 1 関係)
原寸大のスピーダーバイクも迫力あり。跨がっているのはスカウト・トルーパー。横でモニター(画面小さい)に森の中の疾走シーンを映写していました。ついついそっちを見入ってしまう。その他、冷凍のハン・ソロ、R2-D2とC-3PO、ジャバ・ザ・ハットの模型など、実物大のものはやはり見ていてうれしい。クリーチャーの凝った模型群も楽しいの。逆に額に入ったイメージイラストの数々も綺麗でセンスがよくて、好きだった。
全体に、実見するとチャッチイ、ショボイものが多い。そりゃ、本来こうやって見せるものではないのだから仕方あるまい。だからこそ、映画の中であんなにカッコよく映っていたことに感心し、映画というものはホントに魔術ねぇ……と溜息。
次回のEPISODE 1、2はどんな展示になるのだろうか、連れがいうには、CG技術が第1作から比べ物にならないほど発達しているから、こういうアリモノ(っていうのか?)関係は(精巧に作らなくても何とでもなるから)ますますチャチになるのではないか、とのことだ。それはそれでキョーミが湧く?
変わって、ディック・ブルーナ展(於:大阪サントリーミュージアム) うさこちゃん(現ミッフィー)を見ると、あ〜、うさこちゃんや〜と今でも心が和む。自分も子どもの頃うさこちゃんの絵本を楽しんだし、しゅ〜へ〜も小さい頃ミッフィーが好きだった。 単純かつ奥深いぶるぶる線とたった6色(当初は4色、後に茶色と灰色が加わる)で魅力的な世界が表わされる。制作過程を見ると、彩色は実際にブルーナ・カラーの色紙を線に沿って切り取り色つけしていることがわかり目からウロコ!
うさこちゃんではない、グラフィックデザインの仕事も圧巻でした(これは知らなかった)推理小説のペーパーバックの表紙デザインを手掛けていて、2000冊にも及ぶ。1950年代から70年にかけての、お洒落で小粋な仕事振りがずらりと並んでいて、この手のセンスが好きな私としてはうれしい驚きでした。「ブラック・ベア」というシリーズ名にちなんだ同名の黒い熊のキャラクターが可愛い(「Yonda? パンダ」の源流みたいなものか)
ディック・ブルーナご自身は、好々爺、絵を描くことが大好きな可愛いおじいちゃん。が、新聞記事で見受けたのだが、企業としては彼が亡くなった後も心配のないように既に手を打ってあるらしい。マーケットの大きさや彼の社会活動上の影響力から考えても、そりゃそうだな。んなことに関係なくうさこちゃんは可愛いし(48歳には見えません←私より年上〜)もっと長生きして、しゅ〜へ〜の子ども(←出来たらの話)もうさこちゃんを好きになったらちょっとうれしいかも。
以上、2展、今は熱狂的に好き好きというわけではないけれど、郷愁を誘う何となくいい感じの展覧会でした。
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