ねろえび日記
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2011年03月13日(日)  金閣寺

12日昼の部、観てきました。
三島には別に興味がなく、森田剛目当てでいきました。ごめんなさい。

で、感想。
う〜ん。疲れた。
台詞が聞き取りにくいところがあったのよねえ。聞き逃すまいと結構集中して観ていたのだけど。まあ、意識が一瞬とんだ時もあったけど(来週の「サド侯爵夫人」が不安になってきた)

いいなあと思う台詞はありましたよ。
たとえば、共感するわけではないけれど、柏木の“長もちする美は嫌いだ”にハッとさせられました。

そうそう、柏木(高岡蒼甫)、なかなかよかったです。台詞もよく届いたし、足が不自由で、その不自由さがかなり醜い造形なのに、女にもてるし人を引き付ける人物だということはよく伝わってきた。


剛きゅんは、溝口を無理なく演じてた。
またまた、よくあったいい役がもらえて幸運なコだなあと思いましたよ。何らかのマイナス面(頭悪いとか吃音とか)を抱えていて世の中とうまく係われない、それでいて、真直ぐで、どこかしら庇護欲をそそるような若者をありありと表現できる。そこにひかれる。新感線の2作はさておき、寺山×蜷川とか三島とかの私の守備範囲外の作品でも、見せてくれるもの。


溝口、柏木、鶴川(大東俊介)の三人の青年、その関係はおもしろかったです。


舞台装置とか演出とかは、興味深かった。
大駱駝艦、スゲー! だね。
へー、教室なんだ(黒板があるから)
ボウズダンスはきびきびしてて、楽しかった。
金閣さんて人間なんだ〜、てことにプラス〜の、あのホーミーとかホーメイとかいうボエエエエエエェェェェ〜〜〜声で、かなりインパクトありました。うわ、来た、来た、来よった、と。


ただ、斬新な演出や装置と、台詞で伝えるべき話の流れがとてもよくマッチしていたかというと、どうかなあ。悪くはないんだけど、自分が好きな舞台かというと、う〜ん。
総合的には、スタンディングオベーションする気持ちには至りませんでした。

が、周囲の娘さんたちは総立ち。ここぞとばかりに(上演中の鬱憤をはらすかのように)手を振ったり笑ったりなさってました。私はステージ上で何が起こっているのが、全く見えなかったが、意地でも立たんぞと。まっ、おまえがそんなこと言うなって話だけどさ。


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