ねろえび日記
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2013年09月25日(水)  そして父になる

先行上映で観た。
この映画に対してそんなにガッついているわけでもないのだが、28日からは「ヤマトタケル」(シネマ歌舞伎)や「謝罪の王様」が控えているので、先に済ませられる(済ませるて言うな)モノはそうしようと。はい。

おもしろかった、というと語弊があるか、良かった。なんか品があるというかキレイな映画でしたね。テーマの割にドロドロしてない。

観ながら色々考えさせられました。う〜ん。
お前ら子どもの身にもなってみろや、ごるらぁとか。
自分ならどうかとか、これ女の子だったらとか、10年後この子たちこの家族はどうなってるかなとか。

「先生」(@「凶悪」=リリー・フランキー)が出ているのはフライヤーを見て知っていたけど、須藤(ピエール瀧)もワンカットだけど出演してて、びっくり。うわ、なんて「凶悪」「あまちゃん」ファンだけど、無頼鮨の大将とは何故か思わない。

あと、夏八木さんも出てた(涙)


野々宮良多って、ヤなところはあるにはあるけど、そんなにまるまる嫌な奴には見えなかった。というのは中の人のせいですか、そうですか。2人とも引き取るなんて酷いことを言ってるわけですが、あー、そうよね〜そう思うよね〜とか、うっかり共感しそうになる。福山くんが演ったらどーしてもそうなってしまうと思うのよ、しかたねーよ。そして透明感ありすぎてリアルな感じが希薄。それでもいいけど。
エリートというよりもハングリーというかガッツのある人間なのね。それを他人にも求める。
父親としては6年間はあんまりいい父親じゃなかった、と。

リリーお父さんは、下卑た感じはそれほど強烈ではなく、生活力はないけど、子どもと一緒に遊ぶお父さん。でも、そんなにいいお父さんとも思えなかった(だからー、贔屓目)

なんといっても、慶多がめっちゃ可愛い。デラカワイイ。素直、優しい。もうこの子でいいやん、何が不服なんだよ、と思ったさ。

良多は、優しすぎる覇気のない慶多への不満から琉晴を自分の子にしようとした、でも琉晴にも不満が出て来たらまた交換したくなる人なんだろうなという気がした。「育てた実感がない父親だから」か。

上手いこと言いくるめられた(ミッション云々)慶多と、「なんで?」ループの琉晴。そりゃ、ゲーム1日30分(だっけ)、トイレは座ってとか、バカみたいなルールを押し付けられたら小1でも疑問に思うよな。


ラストは、慶多がパパを拒否して逃げ出し、併行して早足で歩いたあげく最後にくっついたところがステキでした。ああ、よかった。


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