HERE, NOT SOMEWHERE...Hiroyuki Morikawa

 

 

アーティストとして - 2002年07月08日(月)

僕達は先月、初めて本格的にレコード会社にデモテープを送ってみた。
うれしいことに、それに対して予想以上に沢山の反応があった。

ただたんに早くに知名度を上げたければ、
大手のレコード会社の事務所について、
できる限り多くの音楽雑誌に広告を載せて、
できる限り多くのラジオ局に宣伝して流してもらう、、、。
こうすることで瞬く間にライヴ動員数は増えていき、
1stアルバムが出る頃にはある程度のかっこはつく。

しかしそのあとはどうだろう?
今の世の中、腐る程の数だけ、音楽雑誌、ラジオ局がある。
この中でほんとに信頼できる所はごくわずかだろう。
その多くは、しっかりとした信念を持たずにやっているところが多い。
そういうものを頼りに音楽を聴いている人たちが、
宣伝に出ているeuphoriaを見て興味を持つとする。
そういう人たちがCDを買い、ライヴに足を運んだとしても、
初めの頃は良くても、その先の事は目に見えている。
そう、確実に『飽きる』のです。

初め少し有名になっただけで、
いい気になってしまうアーティストは沢山いる。
でもそのあと、自然消滅していくアーティストがほとんど。
みなさんの中にも、思い浮かぶアーティストがいくつかいるでしょう。

たいした実力もないのに有名になってしまうアーティストというのは、
今の日本の社会の雰囲気では残念なことに沢山存在する。
間違ってもeuphoriaはそういう道を歩みたくはない。

実力とともにリスナーの数が増えていく、
そんなアーティストになりたいと思う。

その実力をつけるのが今の時期なのだと思う。
自分達だけの力で、CDをつくり、HPを運営して、そしてライヴをする。
こういうことを地道に真面目にしていくことで、
ゆっくりではあるが確実にリスナーは増えていくと思う。
その為に大切なことはライヴに来てくれる人、
CDを聴いてくれた人、BBSに感想書いてくれた人、etc....
ひとりひとりに感謝の気持ちを持つ事だと思う。

こういうことを大切にしながら、
今コンタクトをとっていただいている
いくつかのレコード会社の方達と話をしていきたいと思う。





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