HERE, NOT SOMEWHERE...Hiroyuki Morikawa

 

 

生きるために無くてはならない音楽 - 2002年08月29日(木)

今の世の中には無数の音楽が存在しています。
その中でも、カラオケで歌って楽しむ音楽や、自分の回りの人たちの流行に乗り遅れない為に聴く音楽などというようなものたちが、
今現在の音楽の主流になっていると思います。

マニアックな音楽を自分で探して聴いている人や、自分のことをロッカーだと思っている人などの中には、これらの主流の音楽をけなす人も多くいるでしょう。
そういう人たちの考えもよく分かりますし、
決して間違った考え方ではないとも思います。

だけど僕は、これらの音楽が沢山存在していることに対して頭にくるなんて考えたことはありません。だって普通の一般の人たちがただ単に楽しむ音楽というものがあっても別にいいと思います。
実際これらの音楽をしている人の中でもしっかりと意志を持ち、それが自分に一番似合っていると思って音楽活動している人も中にはいて、そういう人たちは、僕は素敵な生き方をしていると思います。

ただ僕が思うのは最近はこういう音楽ばかりの気がするのです。
人の心に強く訴える力のある音楽、社会に何かを伝える音楽、
すなわち僕たち人間が生きるために無くてはならない音楽というものは、
今の世の中ほんとにごくわずかだと思います。
だから僕たちeuphoriaはこのように、
「人の心に向けてつくり出される、生きるということに何か影響をあたえる」
そんな音楽をつくるアーティストでありたいと思っています。

ここのHPでも僕は、
「人に笑われる程に音楽の力を信じている」と何度か発言しています。
それは僕自身が音楽によって今までに何度も、
自分の生き方に対して影響をあたえられたからなのです。
この感覚を身にしみて感じてきた僕になら音楽を通してなにかできるかもしれない、
そんなことを思うのです。


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