HERE, NOT SOMEWHERE...Hiroyuki Morikawa

 

 

大きな飛躍の年に - 2006年01月09日(月)

新しい年が始まって、
いろいろなことに対してのやる気がひしひしと沸いてきていて、
今年は、大きな飛躍の年にしたいなぁ、という気持ちでいます。

そんな気持ちをさらに勢いづけるために、
高校サッカー選手権決勝を観に行ってきました。
といっても、あまりに唐突すぎて、よく分からないと思いますが(笑)、
ぼくにとって、お正月の高校サッカー選手権に対する憧れは、
相当なものだったのです。
サッカーのことしか頭にないくらいのサッカー少年だった頃、
お正月の高校サッカー選手権に出場する事が大きな夢でした。
あのテーマソングを耳にするだけで、胸が熱くなります。
そんなわけで、その舞台を生で観て、またなにかを感じられるかもしれない、
そう思って国立競技場に足を運びました。

毎年はテレビでの観戦でしたが、今回、生で観てみたいと思ったのは、
新年を迎えたぼくの気持ちを勢いづける為の他に、
野洲高校の非常にクリエイティブなサッカーに興味を持ったからです。
しっかりとした技術を土台に、
芸術的なパス回し、華麗な個人技を次々に繰り広げていく。
実際に生で観ているとそうした部分が余計に際立って感じられます。
とても冷静に、度肝を抜くような驚くプレーをこなす。
この感覚、本当に素晴らしい。
高校サッカーの歴史に残るといわれる野洲の鮮やかな決勝点での展開なんて、
観ていて、もう本当に体が震えてしまいました。
それは、とても素晴らしい音楽や映画、本などに出会った瞬間と同等の、
いや、もしかしたらそれ以上の震えでした。

終了のホイッスルが鳴り、泣き崩れる鹿実、最高の表情の野洲、
両校の高校生の応援団、それらすべてが眩しいくらいに輝いていて、
そうした光景を、今までの自分、これからの自分と、照らし合わせてみる。

家に戻り、今日の気持ちをゆっくり整理する。
今年を充実したものにしたいという気持ちがより強く明確なものになりました。

冷静に、度肝を抜くような、そんな感覚を大切にしたいものです。






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