HERE, NOT SOMEWHERE...Hiroyuki Morikawa

 

 

みみ - 2006年08月26日(土)

長時間、ミックス作業をしていると、
ものすごく耳が疲れてきます。
ミックス作業というと、
一般的には大音量でのモニタリングを想像されるかもしれませんが、
耳の集中力の長い持続のためにも、僕は小音量のモニタリングを心がけています。
(キックやベースの音作りの時にはある程度の音量が必要ですが)
小音量のおかげで、耳にやさしいだけでなく、作業に客観性が増して、
うれしいことが多いです。近所迷惑にもならないですし。

ただ、ここまで、耳に対して気を使っていても、
時間が経つにつれ、どうしても疲労感が出てきます。

そんな時は、40〜50分のランニングに出かけます。
今までは、ipodを聴きながら走っていましたが、
最近は、少しでも耳を休めたくて、それをやめにしました。
(ちなみに以前は、よく、レイハラカミを聴いていました。
 あの音楽は僕の足どりを過剰なまでに軽やかにして、
 気づけば、予定よりもずいぶん遠くまで来ていて、
 そこからの帰り道、ふらふらになるほど大変になった思い出が・笑)

今の季節は、虫の鳴き声もきれいですし、
川のせせらぎも涼しげですし、心地よいですね。
耳もやすらぎます。
そして、虫の鳴き声が近くから聴こえる時と、すごく遠くから聴こえる時と、
その音の変化に興味をいだいたりして、
自然界の音がよい教材になってくれたりもします。

日中は、音源制作で耳を使い、夕方には、ランニングで体力を使う。
この習慣を保てれば、なんだか、とてもバランスがよい気がします。






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