耳鳴り。 - 2004年07月07日(水) 頭を撫でてくれる手は 振り払わなきゃ。 空想で組み立てた嘘、それが僕の思い出で、 耳鳴りみたいな君の声が「そんなの違うよ」って笑ったんだ。 あの頃に在る僕なんて見ないで。 積み上げた今が消えるから。 君が抉じ開けちゃったその箱に、 この心を刺すもの全部閉じ込めて燃やしちゃってよ。 昨日も、1秒前さえも捨ててしまいたくて、 囚われた様に模索するけど 何も見つからない。 視点が定まらなくて、 でも、この世界を見るには このくらいでちょうどいいんだ。 嫌わないで。 僕を嫌うのは 僕だけで充分だから。 君の分まで 僕を嫌ってあげる。 ...
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