ハラグロ日誌
書人*ちる

   

  




娘。
2001年12月31日(月)
本当に2001年も終わってしまーう!!早いっ!早過ぎ!!
ケッコンしてから初の年越し。義母(隊長ママ)も入院中の病院から一時帰宅で、3人での初の大晦日なのだ。
隊長ママは、昭和ヒト桁生まれの女性なのだが、恐ろしくハイカラさんである。私は彼女の専属ネイリストでもあるのだが、薄いピンクやベージュなど持って行こうものなら、「うーん、ちょっと服に合わないわぁ。」とのたまう。ラメ入りのブルーとか、パールの入ったツヤツヤピンクがお気に入り。爪のカタチも指先も、不思議と私に似ているので、お手入れの仕方もほとんど一緒。手だけ見たら、実の母娘かと思うくらい。
そして、彼女は、お化粧も毎日欠かさない、美人さんでもある。背も高く、無邪気な性格で、どこに行くにも私たちは手を繋いで歩く。なんとなく、ふたりは中身が似ている、と隊長が言うのも頷ける気がしてしまう。
「嫁」という単語を忘れているだけかも知れないが、「私の娘。」と義母は私の事をヒトに自慢する癖がある。息子2人の母親である、彼女は娘が欲しかったのかもしれない。「娘。」と呼ばれるのは照れくさいが、嬉しくも誇らしくもある。
お陰で、世間で言う「姑」という言葉がどうしても彼女には当てはまらない気がしてならない。実ママの事は「ママ」と27年呼び続けているが、「おかあさん」は知り合って1年の、義母以外、誰も代わりはいないのだ。









設計*しゑ(繊細恋愛詩)
感謝→HP WAZA !
素材著作権且感謝→M3