| 2005年09月25日(日) |
Thank you Music |
朝から所用で出かけた先で、ふとみつけたフリーマーケットにぶらりと立ち寄った。
小さな公園で、たぶん町内会でやっているのだろう、お年寄りが多かったな。
時代を感じる古着たちは、押入れの奥の香りがして懐かしい気分。
お天気もよかったので、次の目的地まで歩こうと決意。
が、歩いてる途中でお寺の外にポツポツと並べられたランプや道具類をみつけてしまった。
縁日のようにちんまりとやってる骨董屋さんが、そこにいた。
戦前や戦後間もない頃と思われる品物をじっくりと見ていたら 「古い物は心が落ち着くでしょう」 と、お店のおじさんが現れた。
「おねえちゃん(私の事)は心で物を見とる。その証拠にあんたは値札を一切みないで、ずっと触って温もってる。」 と言われた。
言われてみれば、私は気に入った特定の物に対して、まるで小さな子供の肩に手を置くのと同じように無意識に手を添えていたのだ。
「おねえちゃんが触る物や人は、全部あんたの大事な宝だよ」 とも言われた。
そしておじさんと1時間ほど語り合ってしまった。
不思議な感覚に包まれながらおじさんとバイバイして、地下鉄に乗って玉光堂というCD屋さんでマーケティング。
店員さんと1時間ほど話をして、次の目的地へと移動。
本番前の楽屋で【バイオレント イズ サバンナ】のメンバーとトランプの[大富豪]で遊んで、【たかし】の歌も聞き、またまた次の現場へ地下鉄で移動。
今日は朝からよく歩き、たくさんの人に出会った日だった。
今日の最後の現場で、「またね」 と言いながら触れた手達は、温かく大きく私の手を包み込んだ。
温もりに優しさを感じ、私は顔をあげることも、振り返ることもできなかった。
大事な宝物を手放すわけがない。
もう少しだけ時間をちょうだい。
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