2006年02月07日(火) |
美術館で会った人だろ |
私のイトコに石川雷太というアーティストがいる。
私たちは小さい頃からいつも一緒にいた。
好きなモノ、気に入るモノ、惹かれる音、目に飛び込む映像、ありとあらゆる好ましいモノが、同じだった。
中学生の私が小学生のイトコ達を連れて、大島や箱根や下田など、よく旅にも出たっけ。
すべてにおいて感性が一致してた。
それは、大人になった今も変わらずに。
雷太の作品には、私の原点がある。
絶対的に
私たちは言葉の中に居る。
私の不在は
必ず人間の手が埋める。
言葉の血統が
私の未来を規定する。
血の赤は
決して緑に染められない。
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