1日(土)は、NITROGENIE(ニトロジーニ)のライブに行ってきたよ。
会場に着いてニトロジーニの出番までかなり時間があったので、ライブ抜け出してタワーレコードでCDチェック。
昨年から連絡もらってたけど買っていなかったCDを見つけたので購入。
そしてホールに戻ってライブを堪能。
ニトロジーニのライブはいつでも最高で、ライブ後はいつものお店でいつもの野郎共と打ち上げ。
この夜のじゅんこさんは20歳の男子を両隣にはべらせ 「にごり酒」 を摂取。
ほろ酔いで明け方に家に帰って、タワレコで買ったCDを聴いた。
優しく歌う声、突き刺さる旋律に涙が止まらなくなった。
今やっと気づいた。
涙が止まらないままいつのまにか眠りにおちて・・・翌朝、1本の電話で起こされた。
私が前にマネジメントしてたバンド【Trad.】(トラッド)のDr.ノブ(25歳)からだ。
Dr.ノブ 「もしもーしじゅんこさーん、今日のリハ13時半からだどー!」
じゅんこさん 『あぃ〜おはよう〜あれ?今日ライブだったっけ? 今何時?』
Dr.ノブ 「もうすぐ1時。」
じゅんこさん 『あ、そう、1時かあ・・・・え? ええっ?? 1時!?』
Dr.ノブ 「ふっはっはっはー、やっぱ寝てたべ!(爆笑)」
じゅんこさん 『いや・・・・あ・・・うんごめん寝てた。どーにかするから待ってて。』
Dr.ノブ 「いいよ、無理すんなって。 本番に間に合えばいいから」
じゅんこさん 『あのぅ・・・それがさぁノブ達の本番の時間には他の現場行かなきゃ ならないのさ・・・すまん』
こんなやりとりを約2分で済ませ、ゆうべ泣いたおかげでボンボンにむくんだ顔のまま、急いで支度してタクシー呼んでリハーサル前にホール到着。
間に合ってよかったわ、ほんと。
Dr.ノブ(24歳)は、私が前にマネジメントしてたバンド【Trad.】(トラッド)にいたんだ。
【Trad.】は解散しちゃったけど、メンバーそれぞれは個々の活動を続けてるので、私も引き続きメンバー達のサポートをしているのだ。
ノブは現在サポートドラマーとして約10バンドを掛け持ちしてドラム叩いてる。
そんなわけで彼のライブがある時、私はローディになったりバンドの様子を見に行くのである。
だが最近のじゅんこさんは現場入りの度にノブに電話で起こされてから会場に飛んでく始末。
眠いのだ、春だから。
そんでリハは無事に終わり、この時、2時頃。
私の次の現場は17時半入り。
東京のフューチャーアマデウスと、札幌のTINK(ティンク)の合同主催によるアンプラグド・ライブがあるのだ。
出演は 【いいくぼさおり】ちゃんと【秋山羊子(ようこ)】さん。
「マネジメントや現場を勉強したい」と最近じゅんこさんに弟子入りした奇特な青年〔えもっちゃん〕も一緒に今夜の現場に体験参加するのだ。
と、その前に、話は前後するが、ノブのリハーサルが終わり次の待ち合わせ時間まで暇になった私はCaffeineへ。
店内に入ると早速コーヒーを淹れてくれるユキ姐。
コーヒーを待つ間はチョコレートやビスコやバター飴がいっぱいでてきて「うわーい!」と拍手で喜んだよ。
イスも用意され、おやつもたくさん、ゆったりとカウンターでコーヒーを飲みながら店長とローリングストーンズ札幌公演の話や懐かしバンド話で盛り上がる。
コーヒーがなくなるとすかさず二杯目を淹れてくれ、それも飲み干すと「お茶」がでてくる。 (注・Caffeineはお洋服屋さんです)
その「お茶」もおいしくいただき、そろそろなくなりそうな頃合いを見計らって絶妙なタイミングでユキ姐が言った。
「じゅんこさん、コーンスープもありますよ!」
なんという至れり尽くせりな人達であり、素敵なお店なのであろうか。
淹れたてのコーヒー、次々でてくるおやつ類、そして楽しい会話・・・・・。 (注・Caffeineはお洋服屋さんです)
新製品のオリジナル缶バッジを「お客様第一号」でゲットしゴキゲンな私。
缶バッジに喜んでたら、店長が「はい、これ特別におまけ!」と、商品のステッカーをくれた!
ひゃーー嬉しい!
缶バッジとステッカーをゲットでまたゴキゲンになって、目の前の羊羹をパクパク食べる私。
何度も言いますがCaffeineはお洋服屋さんです。
名前は〔カフェイン〕ですが、コーヒー屋ではないのでお間違えのないように。
でも、間違ったフリして行けばきっとユキ姐がコーヒー淹れてくれるでしょう。
何ヶ月か前に、外を歩いてる外国人がネットカフェと間違えて来店した時も、店長が自分のノートPCをその場で貸してあげたっていう話もあったよね(笑)
憩いの場所ですわカフェイン。
なんだかんだでこの日は3時間近く店内でお茶してたんだねえ。
で、バイバイの時間になったけど外はあいにくの雨。
すると店長が、お店にあった透明ビニール傘に〔カフェインちびシール〕をいっぱい貼ってオリジナル傘を即効制作。
その傘をもらってまたまた大喜びの私は、東急ハンズ・2階にいる〔カフェイン・キッズ〕に傘と缶バッジを見せびらかしてきたよん。
その後は、私に弟子入りした青年〔えもっちゃん〕と合流し、フューチャーアマデウスと、札幌のTINK(ティンク)の合同主催によるアンプラグド・ライブの会場へ。
鍵盤の弾き語りライブ、よかったわあ。
これからメディアにでてくるであろう逸材に出会えるのは本当に嬉しい。
私の弟子の〔えもっちゃん〕、初めての現場で緊張しながらも一生懸命なにかを吸収しようとする姿勢はすばらしい。
しばらくの間、じゅんこさんが出入りする場所には、もれなく〔えもっちゃん〕がくっついてると思います。
スポーツマンやアーティストなど、第一線で活動する人達の雑用を一切引き受けバックアップする存在になりたい と燃えてる〔えもっちゃん〕。
「僕は事務のプロです!」
とコーフンキ気味に熱く語ってくれる〔えもっちゃん〕。
彼の専門でもあり得意分野は法律関係と事務全般。 さすがプロ!
いずれは私のネゴシエイターかデスクマネージャーになる存在の彼。 (勝手に今決めました)
そのうち私のギャラの交渉は〔えもっちゃん〕がやってくれるでしょう。
みなさん、〔えもっちゃん〕 をよろしくお願いしますね。
あーそうだ、話はぶっ飛ぶけど、ついこの間もラーメン屋でギョーザを待ってる間にお店のおっちゃんにザーサイやバンバンジーをもらった話をここでしたけどさ、また今夜のライブでもいただきものがありやんした。
これからお伝えする話は長くなるのですが、ちょっとお付き合いくださいませ。
アンプラグド・ライブが終わって、今回の主催関係者(旧知の友人達)とアーティストだけで食事をしてたんだ。
いろんなお料理をオーダーしてみんなでワケっこしながら食べてたのね。 一品きたらそれぞれの取り皿にわけて食べる方式で。
で、私の大好きなパスタがきた時、「わーい!きたー!」とそのお皿は私の前に置いて全部一人でチュルルンと食べたのさ。
そう、誰にも分けようともせず、「これは私のだかんねー」といわんばかりの勢いで(笑)
あと少しで食べ終わるって頃、まわりからブーイングがきた。
「一人で全部食ってるし・・・・」 「フツー取り分けるだろう」 「そんなに腹が減ってたのかと思うと不憫だ・・・」 「え? 全部食っちゃったの? ひとりだけで?」
などなど。
いや、あのね、そもそもあのパスタは私が食べたくてシェフに 「別会計にしてね」 と自分で払うつもりでオーダーしたんだってば。
だってすんごくオナカすいてたから、まずは腹ごしらえしたかったんだもん。
同じように一緒にオーダーした〔えもっちゃん〕のパスタがきた時、さすがに私へのブーイングを見ていた彼は
「あ、これ、みなさんでどうぞ」
と差し出していた。
「いーんだってば、一人で食べな。 みんなもうオナカいっぱいだよきっと」
と勝手な事を抜かす私に 「いや、だって、あんな後じゃ俺食えませんって」 と困惑していたっけ。
ああ、不憫だ〔えもっちゃん〕。
私なんてさ、ブーブー文句を言われても爆笑しながら食べ続けたよ。
そんくらい大物になりなさい、青年よ。
でね、食事も終わりホテルに戻るアーティストを見送る時、私の前に【秋山羊子】さんが来て、
「これ食べていいよ、あげる」
と、ファンからの差し入れのクッキーを私に差し出してくれたのだ。
『え〜ファンからの差し入れだし悪いよ〜』
と私が言ったら
「うん、私はもう食べたからいいの。 好きなの選んでいいよ。」
とマリア様のような微笑でクッキーの入ったカゴを差し出してくれる。
『うわぁありがとう!じゃあねえ、これにしようかな。 あ、これもおいしそう』
とクッキーを選ばせてもらってたら
「うん、おいしかったよ。 じゃあ全部あげるよ! 全部食べていいよ!」
と、またまたマリア様のような微笑でクッキーの入ったカゴを差し出してくれる。
『うひゃーいいの? ありがとー!』
と喜ぶ私の背後から
〔やっぱりかわいそうに見えるんだな・・・〕 〔またなんかもらってる!〕
と聞こえたのは気のせいだろう。
優しいマリア様のような【秋山羊子】さんとキュートなエンジェルのような【いいくぼさおり】ちゃんと東京サイド主催軍団を見送った後、札幌サイド主催軍団は次の店に飲みに行った。
その時のメンバーは、TINK(ティンク)のオーナー・ゆーじ伊藤氏、モヒート・クラブカフェのオーナー・Gack中山氏、ロックンロールな人・【わだかつひこ】、 【わだかつひこ】のマネージャー・じゅんこさん である。
ある意味、最強メンバーである。
みんなもう40歳になったんだね。
馬鹿に見えて本当にバカ・・・じゃなくて、日常の仕事もバリバリこなすし家庭も大事にするし、いつも意欲満々。
情熱ってのは何歳になっても消えないし衰えないんだね。
「俺達バカだもんねー」 をキャッチコピーにして、もっとバカになってくわよ。
正しい酔っ払い道を極める為にいろんな課題をクリアしていかなければ!
非常階段の踊り場に正座して寝るくらいになんなきゃ人としてまだまだですよね、店長?
師匠、今度弟子入りさせてください!
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