2007年04月11日(水) |
僕らはみんな生きている |
私のまわりには夢に向かってがんばってる人が大勢いる。
ミュージシャン シンガー 俳優 レーサー スポーツ選手 弁護士 会社経営者 介護士 ダンサー などなど
さまざまな分野でトップに立ちたいと願い毎日レッスンや勉強に励んでいる。 その頑張りには頭が下がる思いで、私は陰ながらみんなを応援している。
がんばってるみんなのほとんどは学生だったりアルバイトで生計たてながら夢を叶える為に時間のやりくりをしているんだけど、毎日の仕事や人間関係に疲れ、ふと自分の夢を見失っちゃう時があるみたい。
そんな時はたいがい「自分の夢・目標」に行き詰ってる場合が多いんだよね。
オーディションに落ちてばかり バンドもしっくりいかない 試験も落ちる レッスンばかりで発表の場がない トレーニングの成果が目に見えない などなど
がんばってるのに夢に近づけない。
むしろ夢が遠ざかってゆくような不安に陥る。
だがしかーし、案ずることなかれ諸君たちよ。
君達の現在のお仕事には、実はこれから役に立つヒントがいーっぱいあるのだ。
よーく考えてみて。
君達が働いてる職場には
・男女問わずさまざまな年齢の人々 ・趣味、嗜好がまったく違う人々 ・生まれ育った環境も出身地もそれぞれ ・自分より年下でも職場では先輩 etc
職種別にもっと具体的な例を挙げたらキリがないけど、まあ一般的にコレくらいの状況は仕事場ではあたりまえだよね。
これってさ、【人間観察&人生勉強】にサイコーの場だと思うのですよ。
仕事場では、自分の好き嫌いで物事を決められないし、頭にくることがあっても言葉を飲み込むし、自分のミスがまわりの動きを止めてしまうし、自分の笑顔が職場を明るくもするし。
みんなが目指してる「夢」や「目標」は、相手に喜んでもらう事や、幸せを感じてもらう事や、生きるチカラの手助けになる事だよね?
今働いてる事は決して時間のムダじゃなくて、むしろ「ふところのでっかい人間」になる為の修行の場だと思うんだ。
どんな職場にいてもお客さんの動向はつかめるんだよ。
相手を思いやり、相手の立場で物事を考え、相手に必要なモノを提供する
これって究極のエンタティメントだと私は考えてる。
すでに君達はその領域にいるんだよ。
案ずることなかれ。 扉はいつでも開かれてるよ。
そりゃあ毎日楽しい事ばかりじゃないし、頭にくる出来事もたくさんあるさ。
そんな時は我慢しないで怒ればいい。
ただし、状況をわきまえた上でね。
お客さんに怒れない時はモノに八つ当たりするのもしゃーないよ。 だって、腹立つもんなマジで。
私だって、何回もドア蹴り飛ばしたり、道っぱたで「ふざけんなオラァッ!」って喧嘩したり、すかしっ屁くらわしたりするもん。(嘘ですけど)
そんな「イヤ〜な自分」を発見して何度も自己嫌悪にさいなまれながら人間は成長するのです、きっと。
私はROSETTAという、体中墨だらけで怖〜いろくでなしなお兄さん達のマネジメントをしているんだけど、彼らに対して
「お前らバカじゃねーの?」「なめんじゃねーぞこら!!」「うだうだしてねーで早く来いや!!」
などといつも怒鳴り散らしてるので彼らから【鬼軍曹】と呼ばれております。
「どんなに腹が立っても女性は殴っちゃいけませんよ」って事を、身をもって彼らに教えてあげてるわけ。
さすが年の功ですね。
結局何が言いたいのかっていうと、
眠い時は早く寝ろ
って事。 そんだけ。
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