いつのまにか、じゅげむをすべて言えるようになっている…。 夢音ではなく自分のことなのだが、、、。 じゅげむじゅげむ ごこうのすりきれ かいじゃりすいぎょの すいぎょうまつうんらいまつふうらいまつ くうねるところにすむところ やぶらこうじのぶらこうじ ぱいぽぱいぽぱいぽのしゅーりんがん しゅーりんがんのぐーりんだい ぐーりんだいのぽんぽこぴーのぽんぽこなーの ちょうきゅうめいのちょうすけ NHK教育の「にほんごであそぼ」という番組のおかげのようだ。 ほぼ毎日のようにじゅげむをそらで言う人が紹介される。 それを聞いてたとはいえ、覚える気もないのに覚えてしまうとは 反復学習のすごさか!? ちなみに漢字で書くと、 寿限無寿限無 五劫のすりきれ 海砂利水魚の 水行末雲来末風来末 食う寝るところに住むところ やぶらこうじのぶらこうじ パイポパイポパイポのシューリンガン シューリンガンのグーリンダイ グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの 長久命の長助 この名前は大変縁起のいい名前でよい意味を持つ言葉盛り合わせなのである。 「寿限無」は「寿限り無し、つまり死ぬ時がないということ」。 「五劫のすりきれ」は「一劫というのは、三千年に一度、天人が天下って、下界の巌を衣でなでるのだが、その巌をなでつくしてすりきれてなくなってしまうのを一劫という。それが五劫というから、何万年、何億年かかぞえつくせない」。 「海砂利水魚」は「海の砂利も、水にすむ魚もとりつくすことが出来ない」。 「水行末、雲来末、風来末」は「水の行く末、雲の行く末、風の行く末、いずれも果てしがない」。 「食う寝るところに住むところ」は「人間、衣食住のうち、1つがかけても生きてはいけない」。 「やぶらこうじのぶらこうじ」は「やぶこうじという木があって、まことに丈夫で、春は若葉を生じ、夏は花咲き、秋は実を結び、冬は赤き色をそえて霜をしのぐめでたい木」。 「パイポパイポ...」は「昔、唐土にパイポという国があって、シューリンガンという王様とグーリンダイという王后のあいだに生まれたのが、ポンポコピーとポンポコナーというふたりのお姫様で、このふたりが大変長生きをした」。 長久命の長助」は「天長地久という文字で読んでも書いてもめでたい結構な字で、それをとって長久命。長く助けるという意味で長助もいい」。 「昔、あるところになかなか子どもが生まれない夫婦がいました。 でも、ある時、ようやくかわいらしい男の子が産まれました。 お父さんとお母さんはとても喜んで、この子が元気で長生きするように、と偉いお坊さんに頼んで、長生きできそうな名前を付けてもらいました。 お坊さんは一生懸命考えて、ありがたい意味や長生きした人の名前をくっつけて、長〜い名前を男の子につけてくれました。」 だそうな。
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