▲目次を見る

▼本棚に戻す

My追加

拾い癖
2003年10月07日(火)

ここ数日、家具にペンキを塗っていた。

最初は、鉄の家具。
次は、カラーボックス。
最後に、ラック。

鉄の家具は外に捨てられていた(たぶん)もの。
枠だけで板がないのでものが置けない。
枠は鉄製でペンキがはげ錆び付いていた。
なんとなく自分で板を買って置けば使い物に
なるような気がして拾ってしまった。
大好きなピンクに塗ってみた。

カラーボックスも実は拾ったものだった。
たしか大学一年の時、粗大ゴミに出てたものだったような。
それからずっと使っていたが、やたらと明るいだいだい色で
部屋にマッチしないと思っていたところだった。
そこで白に塗った。

ラックもよくよく考えると拾ったものだ。
前の家の上の住人が引越していくときに置いていったらしきもの。
雨晒しになっていたので可哀想に思い、家に入れた。
この色が自分では絶対買わない真っ赤。
やっぱり白と、裏をカーテンに合わせてうす緑に塗った。

ペンキ塗りの大変さを書こうと思ったら、
あらためて自分の拾い癖に気付いてしまった。
もったいない精神なのか、ケチケチ精神なのか
ついつい拾ってしまう模様。
大きい犬のぬいぐるみを拾ってしまったこともあるし、
ちょっとしたキーホルダーのかけらでも落ちていると
ついつい拾ってしまう。
あと、ちょっと小綺麗な箱は捨てられない。
もったいない精神なのかもしれない。

ラックが外で何も置かれず雨晒しになっていると
なんだか寂しそうに見えて、家に入れて物を
置いてあげると喜んでいるように見える。
モノが本来の役割を果たせるが一番。うんうん。
(拾い癖の言い訳…)




←BACK   NEXT→
▲目次を見る

▼本棚に戻す