GINMAKU
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雷が鳴ってましたね。 結構激しい。 さっきドアの前で物音がしたので開けてみたら 毛むくじゃらの塊が飛び込んできました。 …犬でした。
雷嫌いの犬はブルブル震えながら隠れ場所を捜してました。 が、 ゴメンよ… 拙者の部屋は荷物が多すぎて君が隠れるような隙間はないのだよ。 ましてや君の様な中型犬には。
気の毒なのでちょっと物を動かして隙間を作ってやりましたが お気に召さない。
ちょと覗いてクルッと向きを変えると 床で体操座りをして眺めていた我に擦り寄るなり。 足の間に座ると途端に 寄りかかりて頭を我の膝の上に乗せたなり。
気の毒なのでマッサージをしてさしあげる。 ブルブル震えが伝わってきて電動マッサージみたいです。 息遣いが荒くてベロ出してて…あら、心臓も早鐘の如くヨ。 お気の毒…。
ふと ポタポタなにかが落ちてくると思ったら まぁ 拙者の足や床がヨダレだらけよ! あーた!
暫くしたら 気が済んだみたいなので ドアを開けてやると リズミカルに階段を下りていきました。
残された拙者は床に残されたヨダレを拭くのでした。
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