f_の日記
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 満月

仄かな円の中に投影される

過ぎ去りし日々の欠片と

棚引く雲を押し流す風が

頬を伝う雫を渇かして

煩悩にまみれた夜の

覚束ない足許を照らす

2004年09月28日(火)
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