f_の日記
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 休日の午後

青い空に白い雲が映えて
鮮やかな風が木々を揺らし

なんだか久しぶりに休日らしい休日を過ごしている

日向ぼっこをする猫のように目を細めて
窓辺に手をつきあごを乗せて

運命だとか人生だとか
そんなことを忘れて
この一瞬をとても幸せに感じている

一生というやつ
いつか消えゆくこいつの

後戻りのできない
曲者の目を

どうにか潜り抜けながら

2004年10月10日(日)
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