 |
 |
■■■
■■
■ スイッチ
ああそうか
結局オレの手には 何も残らないんだ
ふと 気がついて
どんなに心や身体に 刻み込もうとしても
掻き消されてゆくものなら
抗っても避けることの出来ない
そんな未来なら
帯を解き 切ることない鯉口を カタカタいわせながら
踏み荒らした 足許の花に決別を
寂寥に限りなく近い感傷を 引き摺るとしても
言葉の持つ力と 本心は誰も違う
何故?
掻き消したとしても すぐにまた刻み込まれる
ひとつひとつ 後ろ髪を引かれながら
そんな未来なんて
駆けずり回るだけ 馬鹿げた芝居でしかなくて
切断を
何時かまた違う場所へ
2005年01月20日(木)
|
|
 |