フ チ な し 



春の名残に。

2005年05月01日(日)

ひとりで来たのは、2001年。

駅前の伊達政宗で写真を撮って牛タンを食べられるほど
お金にも余裕が無くて、たった2時間と少しだけ降りた街。

いまは、2005年。

仙台国際センターで行われたスクーリングを終えて
プロ野球、楽天が勝利する瞬間をタクシーのラジオで聞いた。
メーターの動きは気になるものの、新緑の街に目を奪われる。

宮城は友達の故郷。彼女は、とても素敵な感性を持っていて
持っていたバッグや服も品の良い、見ている人を不快にさせない。
彼女と出会って、もう3年になる。

気のせいかもしれないけど、宮城の女性たちは
自分なりのお洒落の仕方みたいのを心得ているみたいだった。
チョットだけの工夫ですごく素敵に見えることを知っている。

宮城は、食において はずれがない街
牛タンを「利久」という名の店でご馳走になった。
カルビのような香りと砂肝のような味で程よい噛みごたえ。
舌シチューは神保町のロシア料理で食べたボルシチみたいに濃かった。

ずんだ豆関係は、馬鹿がつくほど良く食べてた。でも一番おいしかったのは
ずんだ豆シュークリーム。疲れてお腹が減っていたのもあるけれど
気を回してわざわざかって来てくれたこともすごくうれしかったんだろう。

実は、わたし何を隠そうシュークリームは苦手。
あまいカスタードクリームが苦手。お腹がうへぇっとなる。
でも「ずんだシュークリーム」はナカナカ。甘すぎず、しつこくない。


人とどこかに行くことが好きだ。

けど、
「同行者」を重視する旅行と
「場所」を重視する旅行とでは、
体力的・精神的の負担などが違うことがよくわかった。

いままでの気の遣い方。
すこし、ずれていたのかも知れないと
ひとりホテルのベッドで思ったりも。


明日は仕事。

新人さんとお土産のずんだ餅を一緒につつこう。




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