フ チ な し
立夏も過ぎて 雨の湿り気が 電車の空気を 息苦しくさせ電子機器たちの機嫌が 斜めになり人間関係も すっきりと 晴れないけどたまに 顔を出す太陽の光は 衣替えしてひさしぶりに 陽の目を見た洋服たちを 輝かせ数日、取り置いて買った帽子を ここぞとばかりにかぶるらせるのです。