DATE/oyamada linco

 

あの日あの時あの場所で君と出会わなかったら? - 2002年07月03日(水)

あれは高校の修学旅行だった。だいたい、バスで移動なわけですよ、修学旅行なんて。共学の癖してバスは男女に分けられていたのだろうか。記憶のなかのバスは女子ばっかり。当時、りんごとあおりんごの微炭酸が流行っていたのですが、商品名は忘れた。ほんとうにいろいろ忘れた。でも帰りの夜行列車のなかで夜中、足をつったことだけは、昨日のことのように覚えています。
だからバス! バス移動中のこと。バスがふと止まった。信号だったのか、なにか車外に見るべき建造物でもあったかどうかは定かでない。
そのとき、道路の向こう側、二人連れで彼らはそこにいた。

一人は金髪リーゼント、ボンタン、色付き眼鏡。遠目からもよく金色が映えていた。頭は膨張して大きめに見えるほどだったことは記憶に確かだ。
もう一人は黒髪おさえめリーゼント。…だったと思うが、もう一人の金髪リーパーの方へより目がいったのでよく覚えてはいない。突如誰かがその二人を見つけて、声をあげて皆の注意を彼らに向けた。ヤンキーに縁のなかったわたし達オオサカの修学旅行生・女子高生数十人は一気に彼らに視線を向けた。

笑った。
いやアグレッシブな失笑といったほうが正しかろう。そのとき、女の子達の視線に気付いた/気付いてしまったボンタン二人組は、こっちを見た。いや、もう意識されるもっと前から知っていたに違いない。特に金髪リーゼントは御機嫌であった。自分達の恰好に微塵も引け目を感じていないポジティブさで笑顔を振りまいていた。一瞬の邂逅でしかないのに、そのサービスってどうだろう? と思われるテンションの高さでコマネチかなんかのポーズを取ってわたしたちに見せつけていた。

笑った。
いや嘲笑ったといったほうが正しかろう。そのとき、わたしたち女子に遠慮はなかった。あれほど異性として「判断外」な対応をしたことがないだろうというほどに冷淡であった。彼らの話題はその後引きずることもなく、あっさりと打ち切られた。わたしも最近思い出すまでは、記憶の箪笥のすみっこに端切れのような存在感で転がっていたような十把一からげなトピックであった。
しかしわたしは思うのである。あの二人は象徴としての團長と光ちゃん以外の何者であろうか、と。実にダブるんである。二重写しになるんである。團長よ、わたし結構冷たい女子だったよ。復讐をしてくれ。というか今現在されているのか。もうえらい金額を貢いでいるものな…。当時17才だったわたしがお呼びも付かない世界に今はいるのな。


...




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●氣志團現象最終章LAST SONG大阪公演2Days感想&氣志團現象総括……長いので、覚悟して読んで下さい。

☆井川がたくさん活躍しますように。

●テキスト
●氣志團現象最終章LAST SONG in 東京ドーム のまとめ。
……少しつけたしたりしています。

●「氣志團のバックダンサーについてちょっと考えてみた。」

忘れ去られた座談会企画の焼き直し。あまりに古いので、話題の鮮度が低くてお見苦しいやも。

なにか意見、感想があれば、気軽によろしくお願いします。


★ここは氣志團総合プロデューサー・綾小路“セロニアス”翔をリスペクトしていたサイトです。

INDEX(LINK&占い以外工事中)
◎GIGレポート…今までのレポート。しかし未完のものもあり。とりあえず、前回のツアーの対談はこちら

◎木更津 in DEEP…氣志團に関する様々な文章、座談会企画など。

めくってがっかり★ゆっき占い…つまり氣志團点取り占い。ネタはかなり古い。リニューアルに向け、刷新する予定。

おやまだアンテナ…そんなアンテナ。

◎LINK …とりあえず、以下の通り。
 

氣志團公式サイト
Sony Music Artiss:氣志團
東芝EMI


★氣志團の小説はありませんが、それなりにマニアックな傾向があります。これからいろいろ補完していきますので、よろしく。それにしても「氣志團の小説」というワードにひっかかってやってくる人多すぎる。いや、ランマ事件以降、ほんっとに多いんですけど。私、書きませんからね。ドリーム小説とか、冗談やめてよう。

☆知らない間にUFOが美味しくなっていました。その他、いろんなカップやきそばを試していますが、総じてみなうまいです。ソース系はUFO以外はあまり意味ないですが、塩系は新しいのを発掘するのが非常に楽しいです。外れがほとんどない!

★たまに氣志團の話をしないときもありますが、実は結構しています。というか最近はしすぎです。しすぎ、しすぎ。

☆そういえば、世界が100人の村だったら、ってあったなあ。いや、ほんとにあったなあ〜。

★このサイトは、since2002/4/26〜です。まだまだやる予定なので、ひきつづきよろしくしてください。

☆微妙って言葉、ほんと大嫌いだ。

★ところで、このサイトには載っていない、2001年の12/24のイベントのレポが、Hello,Helloというサイトにあります。コレもよければ読んでみて頂戴。

☆サイトの企画はちょこちょこ考えてはいるものの、なかなか実現化しないなあ…。もう夏ですよね。盛夏ですよね。というか、晩夏ですね………。っていうか、秋じゃん!とかいってたら、もう冬のよそおい。冬真っ最中。とか云ってたら春!春来た! 年とるはずですよ。初夏の前になって、ようやく新コンテンツきた。盛夏きました。でもあんまり暑くないよう。そのかわり残暑がきびしいようです。とかいってたら、秋がすぎ、冬もすぎ、春めいていますよ!といってたら真夏のような6月の一日があり、梅雨だってもうすぐそこです。洗濯物が辛いね。なにが辛いってこの凄まじい暑さですね。でもそれももうそろそろですよ。秋、秋が来る。早く来て!来た来た、そして過ぎた。もう冬らしいが、厳しい冷え込みと無縁。大阪に限らず暖冬モードだ。早起きの身には助かるよ。しかし大晦日から寒くなっちゃった。まいるね。2月もしょっぱなから寒波、寒波でえらいことです。なーんて更新を怠っている内に、もう初夏。そして入梅。入梅ですって、今はもう盛夏も晩夏も初秋も秋真っ盛りも過ぎ、明らかに冬です。更新を怠るとこういう無様なことになります。さむっ。それにしても今年は絶対厳冬ですよ。