やっぱ指輪はすごい。

ふと考えてみて、改めて指輪のすごさというかを実感。いや、私は小説、ライトノベル系以外は
シェイクスピアくらいしか読んだことないのです…が…。(汗)
でもあの描写はすごい…。グロールフィンデルさん登場シーン。普通なら一人の美しいエルフが〜とかで
片付けられそうだがなんか輝く星々を宝石にしてちりばめたかのように、とか
自ら巻き起こす風に金髪をきらきらとなびかせていましたとか
7行近く書かれてあるし。相当人間離れした美形だということが伝わってきますだ!
しかも白馬に乗って登場なんてステキすぎますだ…!(笑)アスファロス好きだ〜。
エント(木の髭)の所とかも好き。ゆったりとしたというか厳かな雰囲気が伝わってくる。
ベタ褒めみたいでごめんなさいだけど指輪はあの文に感動したな〜…。
ややこしく感じるときもあるけどあれが削られたらスカスカになりそうだし。
とにかくじっくり読むタイプの小説である事には間違いは無い。
あの瀬田さん訳のですます調とか引かれる事が多いみたいですし訳が変とか言われたりもしたけど
やっぱりこの訳だからこそ良かったかな〜と思ったり。
…なので未だに原作未読者の方にもゴクリと言ってしまう…。「ゴクリ?ああ、ゴラムの事ね」みたいな。

そんな指輪を読んだ後では自分の書いた小説が直視できない!(笑)ひえ〜すごい文章だなこれは。
オリジナルでのストーリーをまとめる為にメモする程度に書いてるんですがひどいひどい…。
小説書いてる友人さんがいつか絶対指輪を超えてやると言っていましたが…
正直尊敬するよ…。私には無理です…。(笑)
2002年07月22日(月)



日々の雑記 / 蜜柑

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