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2002年05月04日(土) ■創作メモ:泣きたいと思う朝■ |
昨日、涙に感じたお話ができました。
私にとって「泣く」という作業は、まさに自分の心のままそのままで、自分を楽にもしてくれるし開放もしてくれることです。
何かに感じて涙を出せる時、あぁ良かった、まだ私には涙が残っていると思って安心して泣きます。
怒ったり悔しかったり体を煮やす感情に取り付かれた時、それらが体から全部削ぎ落とされるように吐き出して泣きます。
ひとり暮らしをしていて良かったなと思うのは、泣きたい時に泣きたいように泣けるだけ泣ける自由。
このアパートに移ってはじめての朝したこと。目を覚ましてわんわんと泣きました。
昨日まで隣にいたはずの人。朝だよと言って起こした人。今朝はもういないんだって感覚が知ってしまった時、涙が止まりませんでした。
そんな、胸打つ瞬間をできれば言葉に置き換えてみようと、お話のなかでもう一度蘇らせようと思って、物語りを書きます。心に溜まった吹きだまりたちを。
誰の心も震わせることなどできないかもしれません。けれども、できれば自分の心くらいは、震わせられるものでありたいです。時間はかかるかもしれないけれど。
泣かしてくれるものに出会えた時、ありがとうって思う。 泣かしてくれる人が居てくれた時、幸せなことだと思う。
最近、私は泣いていない。 だからそろそろ泣きたいな。泣けるものを探しにいこう。
そう思って、本をたんまり買い込んだ。 五月晴れ真只中、ゴールデンウィーク。今日はそんな日。
ティアーズ・ランゲ−ジ http://www.enpitu.ne.jp/usr9/bin/day?id=93218&pg=20020503
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フィル/ フロム・ジ・イノセント・ラブレター
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