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面白い記述に感じた作文。 発端はある作家がどこかで読んだという出来事。
『ある日本人が外国人の知人宅のパーティに招かれた時のこと。彼はリラックスが過ぎ酔いつぶれ、その家の寝室で深夜まで眠入るという失態をおかしてしまいました。起きて事を把握し恥じりながら帰宅後、しばし醜態と無礼の詫び方を思いあぐねたそうです。数日後のある夜更け、寝入りしなだった彼の自宅へ、そのホスト宅の主がほろ酔いにウィスキー瓶片手に、いっぱいやろうと前ぶれもなく訪れてきました。その時彼は、主の真夜中の訪問という無礼への怒りよりも、嬉しいと思ったそうです。失態を失態で返す思いやりに痛み入り感謝した。という暖かいお話。』
そのエピソードを私はあるサイトで読み、紹介者自身は、失態を失態で返せる度胸も度量もない時は、それ以外の場で目一杯に優しくしていようと、自分を戒めて締めくくっていました。快い結末。
暖かさを感じたのは言うまでもなく、その話と登場した両者の懐の厚さとに感じて書物に記した作家と、さらにはそれを紹介したサイトオーナー、またそれをここで書きたくなった私。
その感動の連鎖がたまらなく嬉しくなりました。胸打つ感動とは他の誰かの胸も打ち、繋がって人々に伝えられていく。素敵な伝聞。
言葉とはそうやって使われてこそ、その価値を発揮すると、私は思ってやみません。
少しでもその連鎖に加担できてとても嬉しい。繋げてくれた方々へ、ありがとう。
※参照サイト「真夜中のタクシー」 ※対象文11/27雑記より ※(要約:「ことばの力」川崎洋/岩波ジュニア新書) 濁りのない文章と、実物大の人を描く創作のあるサイトです。私の数少ない巡回サイトのひとつ。皆にも、ホッとできる場所であればいいな。
※創作の続きは明日、更新します。
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