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2003年01月01日(水) ■一瞬はいつも意味を持って過ぎ行く■ |
去年、私にはほんの少しハードな出来事がいくつかありました。 人の死と向き合い、また、悲しかったり悔しかったり、今までとは違った悩みごとに遭遇しては、行き詰まってばかりでした。
今年は、そんな苦をなくしていこうとか、がんばって乗り越えようなどと戯言を言うつもりはありません。
それらをかいくぐって笑いを運んで来てくれた様々。感動を残していってくれた多く。 その一瞬一瞬を、その時だから出会えた貴重な瞬間の重さを、私は忘れてはいません。
幼い頃は世の中は当たり前に動いていると思っていました。当たり前に本読んで、映画見て、歌聴いて。当たり前におしゃべりして、恋をして。当たり前に笑いあって、怒って許して。
その一つ一つが、人の想い様々につくりあげられていることに気も止めず、単純にやりすごしていました。漠然と生きていたままなら、今もその重さなど知らずにいたでしょう。たったひとつの喜びを得るまでに、どれだけの想いの重なりがあったかなんて、きっと考えにも及ばなかったでしょう。
私たちの周りには、情報や興味深い出来事が常に沢山に転がっていて、選ぶ暇もなく、次々と受け入れています。街に流れるひっきりなしに変わり行く歌謡曲とか。
何がいいのかなんてわからなくても、体がその感覚を好んでいれば満足を得られる世界。つくられた習慣や慣習が、そこへと導いてくれるイージーさ。
人と自分と。出会って。交わって。一瞬にこめられる想いの深さにどれだけの人が気付けるのか。気付けない時、それらは無意識の中に蓄積されて歴史を刻んでいく他になく…。
一瞬はいつも意味を持って過ぎ行く。 わけもなく、理由も持たずに、歩む道など本当はどこにもない。
"あきらめましょう"と年の暮れ、声高らかにカムバックを遂げた歌手が歌っていました。 そぎ落とされて淘汰されていく大切な想い。その一瞬に賭けていきたいと思うのです。
ありがとう。と、いったい、いくつの感謝を書き綴ってきたことか…。 そのどれも、誰かの想いと私の想いの結晶に他ならない。
A HAPPY NEW YEAR 2003. THANK YOU AGAIN.
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