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$loop
* * *
夢を見ることを、やめてしまいたくなる時、先を見失って袋小路に人は迷う。
今、君の行く道は険しいのか。僕ははたして、まともに生きる能力など備わっているのだろうか。ふさわしくない自分に鬱な気分になる。
万人に愛されたり、多くの人に認められたり、それが指標というものなのか。富と名誉を得て賞賛を浴びた者が成功者なのか。そのどれもとうの昔にさびれた抜け殻を追いかけているようで、君も枯れていくのではないか。
いったい何が僕に迫るのか、何が僕を救うのか、深く分け入ればそこは澱みの在り処。
存在は広い宇宙の数億、数兆、無限の中の一個でしかなく、価値は海に散る星屑のようにはかなく他愛もない。
それでも僕を愛し必要として、いなくなれば涙を誘う人がいる。僕の生み出す分身が、わずかでも役にたつ時、そこに送り届けられるなら、生きている意味を知れるだろうか。泣き出したくなる今日をこなして、繰り返す日々は僕にも変わりなく訪れる。
僕は君を愛しているという不動。唯一、まぎれもなく確かな真実。北風が木枯らしの嘆きであるほどに。
* * *
こんなテイストの主人公が胸にうずいてる。時間がないせいだけでなく、私の定まらない心情を表すように彼らが登場をこばんでいるような。そんな気がする。なぜか。私の代弁者なのか、個性がたつのか、際どさを行き来しているからだろう。
つくりものの工程に例えれば、出来映えが半分途中でアメーバーのようなままふらついている感じ。まだ軟体状態なので何にでも合体でき、どうにでも形を変えようとうごめいている。
書きたい病のまま、つなぎあわせる要を持たずに宙に浮くだけ。陽のめにあてたら溶けてしまうかもしれないのに、恐れもせずただ綴る勢いを…。
渇望状態な即興に浸る深夜のせい。にして、あとわずか眠りたい。
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フィル/ フロム・ジ・イノセント・ラブレター
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