猫頭の毒読書日記
DiaryINDEXpastwill


2005年02月10日(木) 「世界・ふしぎ発見!」

http://www.kodai-iseki.com/
_____________________________________

水中に眠る オシリスの墓の謎 TBS系2/12(土)21:00〜21:54

◇大ピラミッドのあるエジプトのギザ台地で、「オシリスの墓」と呼ばれる謎の遺跡へ・・・!

【EPISODE:オシリス】
オシリス神がイエス・キリストのルーツ?というのはよく言われる話。
敵対する弟のセト神に殺されたオシリスは、よみがえって死者の国の王
となったのだが、この「生き返る」というところが、イエス・キリスト
の「復活」につながっているというのだ。
「生き返る」と言えば、古代神話では大地の恵みの象徴。
冬に枯れた植物が、春になってまた芽を出すのを擬人化しているのである。
(実はオシリスも元々は人間に農業を広めた神だった)
ギリシャ神話にも、同じような神がいる。1年のうち3分の1を地下で、
また3分の1を地上で、残りの3分の1を自分の好きなところで暮らしたアドニスだ。
彼の流した血から咲いた花がアネモネになったと いうから、
まさに植物系の神である。
ちなみにアドニスはイノシシに突かれて命を落とすのだが、
日本にもやはり、イノシシに殺される神がいる。
出雲神話のオオクニヌシで、彼もまた、死んでは生き返る植物系の神だ。

各地に似たような神がいるのは単なる偶然ではなく、オオクニヌシもアドニスも
そしてオシリスも、実は1つの
同じ神から広まったのでは、と言われているのである・・・。
_________________________________________


猫頭 |MAILHomePage