度々旅
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今更ですが、あたしが唯一好きなことといえば、今いる場所から離れてどこかを彷徨うことです。で、今は物理的にどこかへ行くのではなく、脳内で彷徨っております。ええ、論文です。すっごい彷徨ってます。これでいいのかなぁ、なんかしっくりいかないなと。
書き上げた先に、論文の内容とは別に私の中に何が待っているのかは、未だわかりません。一回りでっかくなっているのでしょうか。やっぱり、自分はバカだと改めて認識するのでしょうか。いずれにせよ、歩き始めた旅なので、論文を書き上げるという単純な目的に向かって進んでいるわけです。
論文を書けなかったという場合を時々考えます。あまりにも、筆が進まず、頭の中にあるいろんな考えがパズルみたくばらばらになって、それが一つの形をなすなんてムリなのではないかと不安になった時です。でも、そんなパラパラに見える考えも、なんとか文字にすることができたら、そしてそれを並べたら形を成すものです。並んだ隣同士の意見ってのは、つながるものです。頭の中には、論文を書き上げるという目的の他に、論文の終点となる、ある意見へ収束させようという目的意識が働いていて、時々それが邪魔をします。結構、目的が先にあるってのは邪魔なもんです。で、それを取り外してみると、今までうまく行っていたものまで、バラバラになってしまいます。あれまぁ〜と思い、やっぱりこの目的でやっていくかぁと後に戻すわけです。でも、目的を仮定しておきながら、ちょっと見ないふりするのもありかなと。お隣同士の意見をつなげているうちに、書き上げるという目的は達成して、その終点がもしかしたら当初と異なってしまったとしても、それはそれでとても豊かなんではないかと。思ってみたりしてます。
ええ、あたし何書いているんでしょうね。ま、行き詰っているんですね。そんな鬱々とした中、日記でお友達になった人が当初の目的地を変えて、ケープタウンに向かうということを知りました。それを聞いて、ちょっと自分の中で突き抜けた部分があったので、こんなこと書いているわけです。
あたしには、この論文を書き上げる目的を達成することによってきっと違う何かも得るだろうと。それがどんなことであっても、歩き始めたらどこかに到達するってのはそれだけでかなりすばらしいし、実りあることだなと思ったのでありました。あたし、結構途中で、いろんな理由つけて逃げるからなー。私の場合、逃げ癖があるので、これをまず直さねばならんと、原稿を書きながら思ったのでありました。ああ、あたし、かなり参っているね。いかんいかん。
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