度々旅
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素人芸を楽しんできた。サークルの先輩たちの寄席である。久し振りに聞いたよ落語。かなりキツかったが、社会人になっても、ああやって会を開けて客を呼べるってすげぇなぁと素直に思った。上達しているのもスゴイ。同窓会みたいなもんで、こういうことができるって素敵だわさ。 しかし、なんかちょっと羨ましかったよ。あたしは好きで落語をやっていたわけではないし、今も別に落語が好きなわけでない。だから、あの人たちが社会人になっても夢中でガンバレルのがちょっと羨ましかった。 今日も授業。明日も授業。あたしの平坦な日々は続くわけで、そんな中一つでも楽しみを見つけて、頑張れるのは羨ましい。今のあたしには、そういうのがないなぁと思った。ちょっとそれが悲しくなった。 指導教官が、朝起きたら死にたくなった。何も楽しいことがない。布団から出たくなかった。と言っていたのを思い出した。 しかしだ。よく考えたら、会えるだけで幸せになったり、嬉しくなる仲間がいるわけで、それだけで幸せといえば幸せなのかもしれん。
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