度々旅
INDEX|past|will
「おいおい雨漏り大変だぞ」
父からのメール。そう、この間は私のアパート。今は実家で雨漏りなのだ。うちの実家は増築、改築などで、3つの年代で構成されている。そのうちの一番古い部分が雨漏りなのだ。かつては祖父母の寝室で、最近は父が寝ているその部屋では雨漏り大発生。 前回の台風の時に発生したその雨漏り。直す前にまたまたやって来た台風。その部屋は床も歩くとへこんだりしてしまう程傷んでいるわけで、けれど思い出もいっぱいなわけで。湿気はすごいわけで。けれど、その古さが哀愁漂ってていい感じなわけで。ぶっ壊して直すべきか、とりあえず屋根と床だけ直すべきか、未だ思案中。 あたし的にはそのまま残したいんだけれどね。というか、家族全員そう思っているんだけれどね。なんとも傷みっぷりが激しいので困っているところ。中途半端に直して、4つの年代で構成される家ってのも、なんだしなーと。 あんた、来年帰ってくるの?結婚したとして、ここ住むの?これから先住むの?それなら建て替えるけれどみたいなことを言われ、そんなのわからんよとしか答えられん。ちなみに既に2世帯住居として、トイレも台所も一階、二階両方にある。だから、住もうと思えばあたしが結婚したとしても住める造りではあるんだけれど。 しかし、親子だなぁーと。父のメールの文面から、状況を楽しんでいるのが伝わってきたよ。あたしも、この間困った困ったと思いながら、楽しんでしまったもの。
|