度々旅
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2004年12月20日(月)

 同じ研究室のと某教授の最終講義。いつも通り手伝いに借り出される。目立たないように過ごしていたつもりが、こういう時にはいつも借り出されるようになっていた。そして、その度に「当日民族衣装は禁止です」だとか、「フォーマルな民族衣装、着物、スーツ等でお願いします」だとか、あたしだけ先輩に注文をつけられる。むぅー。

 講義の後の、パーティーにて、同学年の一人が論文提出直前で院をやめたことを知らされる。彼は、一番本気でやっている人だっただけに、ショック。本気だっただけに、書けなくなってしまったのだろうなぁと。院に入るときも、合格したのに、自分には力が足りないと言って、その年には入らず浪人してた。そういう本気さが、彼の首を絞めたのではないかと悲しくなった。うちの研究室は、そういう人が多すぎだ。

 パーティーには、私の指導教授も来ていて、久しぶりに会った。結局、パーティー中ずっと話していたよ。この人の良いところは、授業以外では殆ど学問の話をしないこと。するとしても、普段とは違った角度からなのでかなり面白い。うちの指導教授は、特殊分野だけに今まであまり学生を持ったことがない。同じ学年に2人も自分の担当学生がいたことは、あたし達が初めてらしい。そんなわけで、「来年寂しくなるから二人の論文を落とした方がいい」などと、先輩がわざわざうちの教授に言っていた。やめてくれー。
 その後、教授と私ともう一人の担当学生K氏と呑み屋へ。そこで思い出したかのように、「落とせって言ってたけど、落とさない方がいいんだよね。」なんて確認をされた。先生、そういう言葉は真に受けないでください。


こげんき |MAILBBS

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