度々旅
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2004年12月23日(木)

 噺家になった後輩の落語会。先輩と出かける。最寄駅で同じパンフを手にしたおばさんに声を掛けられ、一緒に会場まで歩く。なんと、そのおばさん。うちの後輩のファンだとか。なんか、すごく嬉しくて、何度も何度もありがとうございますと繰り返してしまった。後輩はまだ前座なのだけれど、浅草演芸場で高座に上がったのを見て、これは伸びると思い、それから応援して下さって、いつも聞きに来て下さっているそうだ。私達がその知り合いということで、おばさんは、感激してくれて、今日はとっても良い日だわぁーと言ってくださった。これからも贔屓ににしてやって欲しいなぁ。
 そういえば、学生の頃も、毎回私達の落語会に来てくださるお客さんがいた。差し入れをくれたおばさんや、自分で作った木彫りの猫をくれたおじいさんもいた。いつも来ていたおじいさんが来なくなって、どうしたのだろうと思っていたら、奥様から、おじいさんが病気で最近会に行けなくて残念がっているという手紙と、私達を写した写真が送られてきた。あの時、ちゃんとお礼状書いたのだったかな。まだ元気でおられるのだろうか。
 学生のお遊びだけれど、たくさんの方が私達を育てて下さっていたと今思う。そして、後輩はこれから沢山のファンができるのだろう。その一人として私も彼を応援し続けて行きたいなぁ。


こげんき |MAILBBS

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