度々旅
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大安ということで、新居へ少し荷物を運び掃除をしてきた。ホントの引越しの日は仏滅なもんで、なんとなく気になったので。 で、実は初めて部屋の中を見たのだ。そのマンション(といっても、アパートに近い)の角部屋が二つ空いていて、東南に窓がある部屋と、西南に窓がある部屋があり、見たのは東南だった。なぜか、東南は二部屋とも畳なのに、西南は一部屋フローリング。西だと夏暑いしなぁと同居人になる友人と話し合ったが、フローリングも捨て難いということで、南西に窓がある方の部屋にしたのだ。そんなわけで、初めて部屋に入ったのだけれど、最初やっぱり失敗したーと。窓の高さが違う。そして、大家さんの家と庭が丸見えだ。ってことは、あたし達の部屋も向こうから見えてしまうわけだ。別に悪いことするわけでもないが、なんだかなぁと最初は思っていたのだけれど、ある位置からその窓を見ると、空だけがぽっかり見えるということがわかり、なかなかお気に入りの風景で、数分でこっちにして良かった!ということになってた。 しかしだ。フローリングにワックスをかけていたのだけれど、途中で間違えて踏んでしまって、あたしの足跡がついてしまったよ。そして、その足で畳を歩いてしまい、畳・・・。もう、汚してしまったよ。とほほほ。引っ越すときには、畳替えはこっちでやるという約束をしてるから良いのだけれどさ。こうやって、あたしは注意しながらも、あっさり汚したり傷つけたりしてしまうのかもしれないとちょっと落ち込んだ。 その後、照明器具を買ってきて、台がないので友人が馬になったあたしの上にのっかって天井につけた。そんなことしているうちに、きっと一人でこういう作業をやってたら悲しくなっただろうなぁ、寂しくなっただろうなぁと思い、同居人がいるということは、なんて温かいことなんだろうと思った。 あと少ししたら、ここがあたし達の城になるのだよ!と、ベランダから首都高の明かりを見た。そうなのだ。今までは山が見えたが、これからは首都高の光が見えるのだ。
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