度々旅
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2005年03月28日(月)

 ここのところ、かなりバタバタ過ごし、精神状態も浮き沈み激しい。そんな中、先日修了式を迎えた。当日わかったことは、明日からも授業というか読書会を続け大学に来る人間が予想以上にいたことだった。。。今年は、例年よりもいっきに修士が出るのだけれど、仕事が決まっているのは女子だけだった。さすがあたしの仲間!と思いつつ、なんだか自分が気持ちとは裏腹に一番率先して社会に出ていこうとしているみたいで、寂しいような複雑な気持ちになった。
 修士授与式にて、明らかにうちの研究室だけおかしいのを痛感。他の研究室は、ああ、修了だぁ!卒業だぁ!ってな気分に満たされているが、うちだけドヨヨンとしており、服装もだいたい学科ごとでみんな似たような服装をしているのだが、てか、9割スーツなのだが、うちだけ次から次違うキャラで違う服装が出てくるのには笑った。オイ、間違っているだろって指摘が満載でした。
 教授と修了者で遅くまで呑み、その後一人の家へ数人で流れた。朝まで、ダラダラしてて、こういうのも当分お預けかぁと思ったらすっごい悲しくなったのだけれど、この悲しい、寂しい理由は、相変わらずみんなは今の生活を続けていくのに、あたしったら仕事に就いちゃうんですものってところに要因があるような。なんか、あたしが負け組?って感じでした。

 そんな気分も、だんだん整理がついてきてとうとう明日から社会人です。1週間程前にある会社に決まりました。前任者との引継ぎだとかで、当初の予定よりも早めの入社。憧れの業界だったのに、いざ決まったらビクビクのしっぱなし。今まで好きなことしかやってこなかったので、かなり不安はありますが、とにかく働いてみようと思います。しかしだ。本当に、論文提出後ゆっくりしたことがなかった。そして、そのまま社会の荒波へ。論文出して、仕事決まったらインドへなんて思っていたが、結局そんな余裕はなかったよ。それどころか、父親が今インドに行っているし。おかしいなぁ。
 
 卒業式の日、私が就職する業界でも働いていたことがある室員さんから、この研究室にいた子たちは、本当にどこに行っても大丈夫だと思っている。何も心配してない。ただ、毎日会社に行く、朝起きるそこだけが心配だと言われた。あたしも、それが心配だ。ってか、それって最低限のことだよな。いやぁ、ホントあたし達ったらヌクヌク育ってしまったのね。


こげんき |MAILBBS

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